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第145回天皇賞(春)~回顧~

圧倒的人気のオルフェーヴルが負けて大波乱となった
天皇賞春を振り返る。


一見、スローの前残りのレースの様であるが
実に様々な思惑と好騎乗が光ったレースであったと思われる。


まず、ラップをグラフ化してみた。

2012天皇賞春05



今回の天皇賞春のラップのポイントが4つほどあると思われる。
①馬場差を補正したラップでは、決して超スローではない。
②早めのロングスパートのラップになっている。
③3角~4角でかなりのペースダウンをして、一息入れている。
④上りを見るならば、非常にかかっている。
 決して楽逃げ等ではない。

これの情報を総合すると
非常に高速馬場であったために、後続の騎手の体感スピードは速かったものと
思われる。後続の馬の騎手はスローという意識は無かったのではないか。

また、早めのロングスパートが始まったことで、前は潰れると思った。
※本日は外差しが良く決まっていたことも心理的に影響したかもしれない。

ビートブラックが逃げのこれたのは3角~4角までの
絶妙なペースダウンの影響が大きい。

このペースダウンで後続騎手は前は潰れたと思ったかもしれない。

逃げた馬は完全に足が上がっているのだが、結局大きく引き離したアドバンテージを活かし、ビートブラックが逃げ残った。

上りのかかるレースになったことでトーセンジョーダンも切れ負けせずに2着にこれた。

追い込んで来たウインバリアシオンやジャガーメイルは展開的に大きく不利があったとは個人的には思っていない。少なくともトーセンジョーダンとは実力差であろう。


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