第145回天皇賞(春)~その②~
天皇賞春のトライアル3戦を振り返る。
■阪神大章典
今年と昨年の阪神大章典及び過去の平均ラップをグラフ化した。
ちなみに、今年と昨年のラップは馬場差を補正している。

■阪神大章典
今年と昨年の阪神大章典及び過去の平均ラップをグラフ化した。
ちなみに、今年と昨年のラップは馬場差を補正している。

まず、今年は前5Fと2200m地点で緩んでいる割には
終いが平年よりかかっている。
ラップ的には明らかに昨年の方が上であり
今年は平年よりやや劣るというのが個人的な評価である。
展開的には先行馬がやや有利と言えるのではないだろうか。
昨年の覇者ナムラクレセントがレベルが下がったにも関わらず負けたのは
単に調子が昨年ほどではなかったのではないかと考えている。
■日経賞
今年と一昨年の日経賞及び過去の平均ラップをグラフ化した。
このレースも、今年と一昨年のラップは馬場差を補正している。

今年も一昨年も中盤が大きく緩んでいることがわかる。
一昨年と今年の違いは
一昨年はマイネルキッツが先行馬有利なこのラップを10番手から差し切っており
今年はウインバリアシオンが8番手から差し切れず、2着に負けた点である。
終盤ネコパンチのラップは大きく落ち込みをしており
今年の方が後方の馬には有利だったはずである。
それで差し切れなかったウインバリアシオンは危険な人気馬だと考えている。
■大阪杯
今年と昨年の大阪杯及び過去の平均ラップをグラフ化した。
このレースも、今年と昨年のラップは馬場差を補正している。

今年の大阪杯は超スローの瞬発力戦と言っていい。
底力は全く試されておらず、天皇賞春につながるレースとは言えない。
超スローの割に終いは平年並みまで落ちており
レベル的にも疑問の残るレースである。
大坂杯の結果は無視をして考えた方が良いと思う。
3レースを比較するなら
阪神大章典>>日経賞>大阪杯(判定不能)
だろうか。
ここで昨日取り上げた2頭の他に気になる1頭を紹介したい。
ローズキングダム
である。
まず、調教やFPに復調気配が感じられるとのことである。
それから古馬になって斤量に泣いている雰囲気のある同馬だが
長距離ほど斤量の影響が少なくなる。
また、唯一59kgで勝っている京都コースになる。
※東京コースが得意と言われているが、京都コースもかなりの巧者と言ってよい成績である。
何故か3冠馬を出した世代レベルの低い4歳馬が1-3番人気を占めているが
同馬は正真正銘世代レベルの高かった現5歳世代のトップクラスだった馬である。
最近は調子をおとしていたが、復調気配で京都コースなら
狙ってみたい1頭である。
強い逃げ馬もおらず、ペースが落ち着くなら、折り合いに問題のあるオルフェーヴルや
持続力戦には強いが瞬発力戦への適応能力には疑問符のつくナムラクレセント
ヒルノダムールもコケル可能性はある。
※オルフェーヴルは前に壁を作れない大外枠になったので
ひょっとしたら池添騎手は安全策で最後方まで下げる可能性もあると考えている。
正直天皇賞春はそこまで自信があるわけではないので、お遊び程度に馬券を買うが
強い4歳世代のローズキングダム
ブエナと死闘を演じたトップクラスの能力を持つトーセンジョーダン(前走は調教がおかしいとかなり噂になった状態から、今回は復調)
一昨年のレベルの高い天皇賞春馬ジャガーメイルの3頭を中心に買ってみたいと考えている。
終いが平年よりかかっている。
ラップ的には明らかに昨年の方が上であり
今年は平年よりやや劣るというのが個人的な評価である。
展開的には先行馬がやや有利と言えるのではないだろうか。
昨年の覇者ナムラクレセントがレベルが下がったにも関わらず負けたのは
単に調子が昨年ほどではなかったのではないかと考えている。
■日経賞
今年と一昨年の日経賞及び過去の平均ラップをグラフ化した。
このレースも、今年と一昨年のラップは馬場差を補正している。

今年も一昨年も中盤が大きく緩んでいることがわかる。
一昨年と今年の違いは
一昨年はマイネルキッツが先行馬有利なこのラップを10番手から差し切っており
今年はウインバリアシオンが8番手から差し切れず、2着に負けた点である。
終盤ネコパンチのラップは大きく落ち込みをしており
今年の方が後方の馬には有利だったはずである。
それで差し切れなかったウインバリアシオンは危険な人気馬だと考えている。
■大阪杯
今年と昨年の大阪杯及び過去の平均ラップをグラフ化した。
このレースも、今年と昨年のラップは馬場差を補正している。

今年の大阪杯は超スローの瞬発力戦と言っていい。
底力は全く試されておらず、天皇賞春につながるレースとは言えない。
超スローの割に終いは平年並みまで落ちており
レベル的にも疑問の残るレースである。
大坂杯の結果は無視をして考えた方が良いと思う。
3レースを比較するなら
阪神大章典>>日経賞>大阪杯(判定不能)
だろうか。
ここで昨日取り上げた2頭の他に気になる1頭を紹介したい。
ローズキングダム
である。
まず、調教やFPに復調気配が感じられるとのことである。
それから古馬になって斤量に泣いている雰囲気のある同馬だが
長距離ほど斤量の影響が少なくなる。
また、唯一59kgで勝っている京都コースになる。
※東京コースが得意と言われているが、京都コースもかなりの巧者と言ってよい成績である。
何故か3冠馬を出した世代レベルの低い4歳馬が1-3番人気を占めているが
同馬は正真正銘世代レベルの高かった現5歳世代のトップクラスだった馬である。
最近は調子をおとしていたが、復調気配で京都コースなら
狙ってみたい1頭である。
強い逃げ馬もおらず、ペースが落ち着くなら、折り合いに問題のあるオルフェーヴルや
持続力戦には強いが瞬発力戦への適応能力には疑問符のつくナムラクレセント
ヒルノダムールもコケル可能性はある。
※オルフェーヴルは前に壁を作れない大外枠になったので
ひょっとしたら池添騎手は安全策で最後方まで下げる可能性もあると考えている。
正直天皇賞春はそこまで自信があるわけではないので、お遊び程度に馬券を買うが
強い4歳世代のローズキングダム
ブエナと死闘を演じたトップクラスの能力を持つトーセンジョーダン(前走は調教がおかしいとかなり噂になった状態から、今回は復調)
一昨年のレベルの高い天皇賞春馬ジャガーメイルの3頭を中心に買ってみたいと考えている。
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