第72回桜花賞~その②~
ハナズゴールの回避ですっかり意気消沈した。
あくまでも個人的な見解ではかなり強い馬だと思っていたので非常に残念である。
馬格がないので斤量の軽い3歳春が最もチャンスが多いと思っていたのだが・・・。
気を取り直して桜花賞の予想を行う。
ハナズゴールの回避で個人的には一気に混戦模様となってきた。
あくまでも個人的な見解ではかなり強い馬だと思っていたので非常に残念である。
馬格がないので斤量の軽い3歳春が最もチャンスが多いと思っていたのだが・・・。
気を取り直して桜花賞の予想を行う。
ハナズゴールの回避で個人的には一気に混戦模様となってきた。
そこで持ちタイムと上り3Fの記録から好走馬を探るデータを披露する。
■持ちタイムと上り3F
2007年以降の(芝1600m)持ちタイム5位以内の馬と(芝1600m)自己上り3F5位以内の馬
が桜花賞でどのような結果になったかをまとめた表を作成した。

まず、持ちタイム上位5頭は
1着-2着-3着-外
3-2-0-20
勝率 12.0%
連対率 20.0%
正直あまり良くない
次に上り3F上位5頭は
1着-2着-3着-外
5-4-0-15
勝率 21.7%
連対率 39.1%
とかなりの好成績となる。
特筆すべきは、必ず1着馬がこのデータの該当馬から出ている点である。
これで桜花賞は瞬発力が重要であることがわかる。
<持ちタイム上位5頭のポイント>
持ちタイムの欄の「差」の項目に注目して欲しいのだが
この「差」は後4F-前4Fの数値を表しており
マイナス表示されることは、後傾ラップ(瞬発力戦)であったことを示している。
基本的に持ちタイム上位馬で桜花賞の3着以内に入った馬は
この「差」がマイナス表示されている馬であり、例外はブエナビスタの「0.1」だけである。
今年は以下の3頭が「差」がマイナス表示で持ちタイム5位以内に入っている。
ジェンティルドンナ
トーセンベニザクラ
ジョワドヴィーヴル
但し注意が必要なのは、
○ジェンティルドンナは「-0.1」のぎりぎりの数値⇒スローだと切れ負けする可能性がある?
※但し参考にさせていただいているサイトで馬が別馬の様に変化しているらしいので
杞憂に終わるかもしれないが。
○トライアル戦の時期が天候不順で例年よりタイムが遅い馬が上位に来ている。
※1分33秒台の馬がいないのは2010年以来の2度目で、この時は1頭も3着以内が出ていない。
<上り3F上位5頭のポイント>
上り3F上位馬で高確率で好走する馬は
1分34秒で上り上位5頭以内に入っている馬である。
例外は2頭タガノエリザベートはデイリー杯で0.6秒差負け、
レインダンスはチューリップ賞1.0秒差負けでの記録であった。
つまり、1着馬から0.5秒差以内で1分34秒台で上り3F上位5頭に入った馬はこれまで
4頭だが必ず2着以内に入っている。
そして今年はトーセンベニザクラが該当している。
これまでの傾向通りならトーセンベニザクラは100%2着以内ということになる。
また、2位以下はクイーンCがずらりと並んでいるので、これはこのレースが
早い上りの出やすかったレースである事を示しており
あまり評価はできない。
ここまでの持ちタイムと上り3Fのデータからはイチオシはトーセンベニザクラ
ということになる。
この馬は阪神JFで◎を打った馬である。
負けた原因ははっきりしないが、初の関西遠征という面もあったのではないだろうか。
今回は滞在競馬をしており、その点は心配ない。
次走のフェアリーSは1着になったが
この日は前残り馬場で他の4レース勝った馬は全て逃げ馬か2番手の馬であり
この唯一4角9番手から差し切ったものであり、価値は高い。
前走のアネモネSの敗因も不良馬場で右肩上りの持続力戦となっているため
桜花賞とは直結しないレース内容となったため気にする必要はない。
トーセンベニザクラは有力な1頭と考えている。
次に、芝1800mでの上り3F上位馬の桜花賞での成績をご紹介する。
尚、上り3F:35.0以下の記録を残した馬が対象となっている。

1着-2着-3着-外
2-3-3-3
勝率 18.2%
連対率 45.5%
複勝率 72.7%
勝率こそ芝1600に劣るが
連対率は上回り、複勝率に至っては72.7%もある。
コース改修後に、桜花賞とオークスが直結するようになった点等も考慮すると
単なるマイラーではなく、1800mを好走できるスタミナと瞬発力を兼ね備えた馬が
桜花賞で好走するのだろうか。
今年の該当馬は
オメガハートランド
メイショウスザンナ
トーセンベニザクラ
ヴィルシーナ
の4頭となる。
この中ではメイショウスザンナは、Ave-3Fが38秒台にも関わらず、上り3Fが33秒台ではないので消しても良いと思っている。
また、トーセンベニザクラがまた該当しているが、新潟コースでのものなので
若干割引が必要かもしれない。
【まとめ】
<芝1600mで持ちタイム上位5頭で「差」がマイナス表示の馬>
ジェンティルドンナ
トーセンベニザクラ
ジョワドヴィーヴル
<芝1600mで上り3F上位5頭で1分34秒台で記録している馬>
トーセンベニザクラ
<芝1800mで上り3F:35.0以下の馬>
オメガハートランド
トーセンベニザクラ
ヴィルシーナ
■血統
3歳春のクラッシックは、その年に活性化してる血統が良く走る。
皐月賞もそうだが、3頭以上出走させてきた種牡馬の産駒は3着以内に高確率で好走する。
今年はディープ産駒が4頭出走しているので、この中から3着以内馬が出る確率が高い。
該当馬は
パララサルー
ジェンティルドンナ
ヴィルシーナ
ジョワドヴィーヴル
■厩舎
2冠馬を除き、
1着馬は昨年リーディング30位以内
2着馬は50位以内
3着馬は80位以内から出やすい傾向がある。
今年の厩舎で昨年リーディングが80位以下だった厩舎は
メイショウスザンナ (栗) 高橋義忠 139位
プレノタート (栗) 牧浦充徳 117位
トーセンベニザクラ (美) 柴崎勇 112位
アラフネ (美) 高橋裕 94位
う~ん ここでトーセンベニザクラがひかかってしまった・・・。
ハナズゴールは馬の能力そのものが抜けていたので、厩舎は気にしなかったが
トーセンベニザクラは・・・。
取りあえず現状で有力馬と思っているのは
ジェンティルドンナ
トーセンベニザクラ
ジョワドヴィーヴル
ヴィルシーナ
尚、上記4頭はその①で書いた基準ラップタイムもクリアしている。
■持ちタイムと上り3F
2007年以降の(芝1600m)持ちタイム5位以内の馬と(芝1600m)自己上り3F5位以内の馬
が桜花賞でどのような結果になったかをまとめた表を作成した。

まず、持ちタイム上位5頭は
1着-2着-3着-外
3-2-0-20
勝率 12.0%
連対率 20.0%
正直あまり良くない
次に上り3F上位5頭は
1着-2着-3着-外
5-4-0-15
勝率 21.7%
連対率 39.1%
とかなりの好成績となる。
特筆すべきは、必ず1着馬がこのデータの該当馬から出ている点である。
これで桜花賞は瞬発力が重要であることがわかる。
<持ちタイム上位5頭のポイント>
持ちタイムの欄の「差」の項目に注目して欲しいのだが
この「差」は後4F-前4Fの数値を表しており
マイナス表示されることは、後傾ラップ(瞬発力戦)であったことを示している。
基本的に持ちタイム上位馬で桜花賞の3着以内に入った馬は
この「差」がマイナス表示されている馬であり、例外はブエナビスタの「0.1」だけである。
今年は以下の3頭が「差」がマイナス表示で持ちタイム5位以内に入っている。
ジェンティルドンナ
トーセンベニザクラ
ジョワドヴィーヴル
但し注意が必要なのは、
○ジェンティルドンナは「-0.1」のぎりぎりの数値⇒スローだと切れ負けする可能性がある?
※但し参考にさせていただいているサイトで馬が別馬の様に変化しているらしいので
杞憂に終わるかもしれないが。
○トライアル戦の時期が天候不順で例年よりタイムが遅い馬が上位に来ている。
※1分33秒台の馬がいないのは2010年以来の2度目で、この時は1頭も3着以内が出ていない。
<上り3F上位5頭のポイント>
上り3F上位馬で高確率で好走する馬は
1分34秒で上り上位5頭以内に入っている馬である。
例外は2頭タガノエリザベートはデイリー杯で0.6秒差負け、
レインダンスはチューリップ賞1.0秒差負けでの記録であった。
つまり、1着馬から0.5秒差以内で1分34秒台で上り3F上位5頭に入った馬はこれまで
4頭だが必ず2着以内に入っている。
そして今年はトーセンベニザクラが該当している。
これまでの傾向通りならトーセンベニザクラは100%2着以内ということになる。
また、2位以下はクイーンCがずらりと並んでいるので、これはこのレースが
早い上りの出やすかったレースである事を示しており
あまり評価はできない。
ここまでの持ちタイムと上り3Fのデータからはイチオシはトーセンベニザクラ
ということになる。
この馬は阪神JFで◎を打った馬である。
負けた原因ははっきりしないが、初の関西遠征という面もあったのではないだろうか。
今回は滞在競馬をしており、その点は心配ない。
次走のフェアリーSは1着になったが
この日は前残り馬場で他の4レース勝った馬は全て逃げ馬か2番手の馬であり
この唯一4角9番手から差し切ったものであり、価値は高い。
前走のアネモネSの敗因も不良馬場で右肩上りの持続力戦となっているため
桜花賞とは直結しないレース内容となったため気にする必要はない。
トーセンベニザクラは有力な1頭と考えている。
次に、芝1800mでの上り3F上位馬の桜花賞での成績をご紹介する。
尚、上り3F:35.0以下の記録を残した馬が対象となっている。

1着-2着-3着-外
2-3-3-3
勝率 18.2%
連対率 45.5%
複勝率 72.7%
勝率こそ芝1600に劣るが
連対率は上回り、複勝率に至っては72.7%もある。
コース改修後に、桜花賞とオークスが直結するようになった点等も考慮すると
単なるマイラーではなく、1800mを好走できるスタミナと瞬発力を兼ね備えた馬が
桜花賞で好走するのだろうか。
今年の該当馬は
オメガハートランド
メイショウスザンナ
トーセンベニザクラ
ヴィルシーナ
の4頭となる。
この中ではメイショウスザンナは、Ave-3Fが38秒台にも関わらず、上り3Fが33秒台ではないので消しても良いと思っている。
また、トーセンベニザクラがまた該当しているが、新潟コースでのものなので
若干割引が必要かもしれない。
【まとめ】
<芝1600mで持ちタイム上位5頭で「差」がマイナス表示の馬>
ジェンティルドンナ
トーセンベニザクラ
ジョワドヴィーヴル
<芝1600mで上り3F上位5頭で1分34秒台で記録している馬>
トーセンベニザクラ
<芝1800mで上り3F:35.0以下の馬>
オメガハートランド
トーセンベニザクラ
ヴィルシーナ
■血統
3歳春のクラッシックは、その年に活性化してる血統が良く走る。
皐月賞もそうだが、3頭以上出走させてきた種牡馬の産駒は3着以内に高確率で好走する。
今年はディープ産駒が4頭出走しているので、この中から3着以内馬が出る確率が高い。
該当馬は
パララサルー
ジェンティルドンナ
ヴィルシーナ
ジョワドヴィーヴル
■厩舎
2冠馬を除き、
1着馬は昨年リーディング30位以内
2着馬は50位以内
3着馬は80位以内から出やすい傾向がある。
今年の厩舎で昨年リーディングが80位以下だった厩舎は
メイショウスザンナ (栗) 高橋義忠 139位
プレノタート (栗) 牧浦充徳 117位
トーセンベニザクラ (美) 柴崎勇 112位
アラフネ (美) 高橋裕 94位
う~ん ここでトーセンベニザクラがひかかってしまった・・・。
ハナズゴールは馬の能力そのものが抜けていたので、厩舎は気にしなかったが
トーセンベニザクラは・・・。
取りあえず現状で有力馬と思っているのは
ジェンティルドンナ
トーセンベニザクラ
ジョワドヴィーヴル
ヴィルシーナ
尚、上記4頭はその①で書いた基準ラップタイムもクリアしている。
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