第49回農林水産省賞典新潟記念 その①
週末の天気が悪いと予想をする気が失われます。
新潟記念はハンデ戦ということもあり、能力差は少なく、コース(レース)適性が重要だと考えます。
新潟記念はハンデ戦ということもあり、能力差は少なく、コース(レース)適性が重要だと考えます。
■新潟2000mのラップバランス
前にご紹介した「Ave-3F」と「上り3F」の比率で、コースが瞬発力を要求されるコースなのか、持続力を要求するコースなのか見分ける方法を覚えているだろうか。
新潟記念の舞台となる新潟芝2000mは瞬発力コースである。

※「比率」は「上り3F/Ave-3F」の数値、数字が低いほど瞬発力戦になる。
■新潟記念のラップバランス
2001年以降の良馬場で開始された新潟記念のラップバランスは次の通り。

平均比率は0953であり、1000万クラスのバランスとほぼ同じである。
近年は平均的なバランスとより瞬発力向きになったレースが交互にあらわれている。
週末はお天気が心配だが、2001年以降新潟芝2000mの重賞が重馬場で行われた際のラップバランスも調べた。
2011年 福島記念 0.955
2003年 新潟記念 0.967 平均0.961
念のため500万条件の重・不良のレースのラップバランスも調べてみたが平均で0.943であった。
馬場が湿ってもラップバランスはさほど変わらないようである。
ということで、近年は平均的なラップバランス「0.95~0.96」と瞬発力戦「~0.94」が交互にあらわれているので、今年もどちらかになると仮定する。
※持続力戦になると外れる(笑)
■昨年を振り返る
昨年はラップバランス的にはより瞬発力が要求されたレースだった。
その1-2着馬のラップバランス比率別の成績を見てみると
【1着 トランスワープ】

どのバランスでも結果を残しているのだが、0.93や0.89の極端な瞬発力戦でも結果を出していることに注目。適性はあったと言える。
【2着 タッチミーノット】

ラップバランスが0.92以下の瞬発力戦で好成績なのに注目。
うまつんたさんが札幌記念で教えてくださったように、この馬は極端な瞬発力戦(上りの速いレース)向きの馬であることがここでも、裏付けられた。
こうしてみると、もし昨年レースが平年より瞬発力戦になると予想できていたら、上記の2頭は押さえないといけない馬であった。
これで、7番人気と9番人気だったのか(笑)
■2013年出走予定馬のタイプ
では出走を予定している馬が、どのあたりのラップバランス比率を得意にしているのかを調べてみた。
【アカンサス】

一見まとまりの無い成績に見えるが、これを時系列別に並べ替えるとわかるが能力が衰えてきているせいである。得意バランスでも走れなくなっているのである。
能力の衰えが見えるという点で今回は厳しいと思われる。
【エクスペディション】

右端の比率の部分に新潟記念の平均的な比率である095~0.96にはピンク色を付けてある。
ご覧の通り、この馬の好走ゾーンもこの部分である。
ちょっと重賞では能力が足りない気もするが、平均的ラップバランスになるなら好走率の高い1頭だろう。
昨年の更に瞬発よりになった場合は切れ負けしていると思われるので、今年も0.94以下になるならば紐の1頭程度かもしれない。
【カリバーン】

この馬の得意ゾーンは0.94以下の瞬発力戦である。
しかし、やはり時系列で成績を追っかけると衰えが見受けられる。
※近走でいうと得意レースは六甲S(0.94)で0.5秒差に健闘。
余程恵まれないと厳しいと思われる。
【カルドブレッサ】

好走が持続力戦と瞬発力戦に2つに分かれて、ちょうど0.96前後のゾーンはイマイチである。
私の見当では持続力戦向き、このレースへの適性は疑問視している。
疲れたので今回はここまで
前にご紹介した「Ave-3F」と「上り3F」の比率で、コースが瞬発力を要求されるコースなのか、持続力を要求するコースなのか見分ける方法を覚えているだろうか。
新潟記念の舞台となる新潟芝2000mは瞬発力コースである。

※「比率」は「上り3F/Ave-3F」の数値、数字が低いほど瞬発力戦になる。
■新潟記念のラップバランス
2001年以降の良馬場で開始された新潟記念のラップバランスは次の通り。

平均比率は0953であり、1000万クラスのバランスとほぼ同じである。
近年は平均的なバランスとより瞬発力向きになったレースが交互にあらわれている。
週末はお天気が心配だが、2001年以降新潟芝2000mの重賞が重馬場で行われた際のラップバランスも調べた。
2011年 福島記念 0.955
2003年 新潟記念 0.967 平均0.961
念のため500万条件の重・不良のレースのラップバランスも調べてみたが平均で0.943であった。
馬場が湿ってもラップバランスはさほど変わらないようである。
ということで、近年は平均的なラップバランス「0.95~0.96」と瞬発力戦「~0.94」が交互にあらわれているので、今年もどちらかになると仮定する。
※持続力戦になると外れる(笑)
■昨年を振り返る
昨年はラップバランス的にはより瞬発力が要求されたレースだった。
その1-2着馬のラップバランス比率別の成績を見てみると
【1着 トランスワープ】

どのバランスでも結果を残しているのだが、0.93や0.89の極端な瞬発力戦でも結果を出していることに注目。適性はあったと言える。
【2着 タッチミーノット】

ラップバランスが0.92以下の瞬発力戦で好成績なのに注目。
うまつんたさんが札幌記念で教えてくださったように、この馬は極端な瞬発力戦(上りの速いレース)向きの馬であることがここでも、裏付けられた。
こうしてみると、もし昨年レースが平年より瞬発力戦になると予想できていたら、上記の2頭は押さえないといけない馬であった。
これで、7番人気と9番人気だったのか(笑)
■2013年出走予定馬のタイプ
では出走を予定している馬が、どのあたりのラップバランス比率を得意にしているのかを調べてみた。
【アカンサス】

一見まとまりの無い成績に見えるが、これを時系列別に並べ替えるとわかるが能力が衰えてきているせいである。得意バランスでも走れなくなっているのである。
能力の衰えが見えるという点で今回は厳しいと思われる。
【エクスペディション】

右端の比率の部分に新潟記念の平均的な比率である095~0.96にはピンク色を付けてある。
ご覧の通り、この馬の好走ゾーンもこの部分である。
ちょっと重賞では能力が足りない気もするが、平均的ラップバランスになるなら好走率の高い1頭だろう。
昨年の更に瞬発よりになった場合は切れ負けしていると思われるので、今年も0.94以下になるならば紐の1頭程度かもしれない。
【カリバーン】

この馬の得意ゾーンは0.94以下の瞬発力戦である。
しかし、やはり時系列で成績を追っかけると衰えが見受けられる。
※近走でいうと得意レースは六甲S(0.94)で0.5秒差に健闘。
余程恵まれないと厳しいと思われる。
【カルドブレッサ】

好走が持続力戦と瞬発力戦に2つに分かれて、ちょうど0.96前後のゾーンはイマイチである。
私の見当では持続力戦向き、このレースへの適性は疑問視している。
疲れたので今回はここまで
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