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第33回新潟2歳S 予想④

さて、今日は別のアプローチから新潟2歳Sに迫ってみたいと思います。




まず、私の予想日記をご覧の方はおわかりの方も多いと思うが
個人的に特定のレースの過去傾向を調べる際

全部のレースを一括して処理することには懐疑的な意見を持っている。

レースを予想する際に、ハイペースとスローペースで結論が変わると思っている方は多いだろう。
私もその意見である。

では、何故過去データから傾向を調べる際に、そのレースのペースや展開を加味してデータを調べないのか疑問に思う事もご理解いただけるのではないだろうか。

もちろん、ペースなどに関係ないデータもあるが
少なくとも
・好走脚質
・年齢
・血統
・上り順位別成績
・前走距離別成績
等は、レースの展開やペースの影響を受けやすいファクターだと考える。

これを○年以降の傾向として一括で処理するのは、ノイズが多くなると考えている。
(※ペース毎に分析するとサンプル数が少なるデメリットもある)


前置きが長くなったが、新潟2歳Sの血統の傾向を見てみる。
■血統傾向
前回の日記でも取り上げたが、一括で処理するとSS系の好走が目立つようになる。
これを前5Fの通過タイムの速い順に並べてみるとこうなる。
新潟2歳S07

【傾向】
○前5F:60.4以下の場合(ペースが速い側)
 SS系は8頭/21頭 占有率 38.1%
○前5F:60.5以上の場合(ペースがスロー側)
 SS系は8頭/12頭 占有率 66.7%
○スローの瞬発力戦になるほど、ロベルト系の好走が目立つ
○ペースが速くなる程、ノーザンダンサー系やミスプロ系の好走が目立つ

という傾向が伺えるのではないだろうか。


また、前走の距離別の傾向を見てみると
■1-3着馬の前走距離
下図は上り3Fの遅い順に、1-3着馬の前走距離をまとめてみたものである。
新潟2歳S08

一目瞭然だと思うので、細かな説明はしないが
前走1200mの馬がどんな場合に多く、前走1600mの馬がどんな場合に多いかを考えていただければと思う。


では、今年のペースをどう読むかだが
個人的にはハイペースになる公算が高いと思っている。
(これが外れると今年の予想は外れるかもw)


理由は
○逃げ馬候補が3頭いる
 ・アラマサクロフネは前走1400mで逃げて1.21.5という好タイムで快勝した馬
 ・セトアローはD1000m(良)歴代最速馬
 ・モズハツコイもタフな中京コースを逃げ切って勝った馬
  (タイムも改装後4番目に速いタイム)
○前走先行した馬が10頭/18頭もいる。

という点からである。

今年は、SS系でない馬にも注意をしたいと考えている。
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ジャンル : ギャンブル

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