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第49回農林水産省賞典小倉記念 予想①

七夕賞から有力馬が数多く参戦しているので、まず七夕賞の総括をきちっと行う必要がある。




■エクスペディション
昨年の小倉記念の覇者でもあり、七夕賞では人気を裏切って7着となった同馬の敗因をきちっとつかむ必要がある。

まずはこれをご覧いただく。
小倉記念01

これはエクスペディションが1000万クラス以上、芝1800m~2200mのレース出走したケースをレース上がり3Fの速い順にまとめたものである。

この表からわかることはエクスペディションは明らかにレースの上り3Fが34秒台以下になる瞬発力戦に強いということである。逆に言うと持続力戦は苦手としている。

唯一レース上り35.0以上で2着に入ったのは1000万クラスで0.9秒も離されたレースである。

そして前走の七夕賞のレース上り3Fは35.9であり、同馬の苦手な展開であったと言えるのではないだろうか。


■ダコール
続いて同じく七夕賞で2番人気5着に敗れたダコールも同様のデータを見てみる。
小倉記念02

同馬も表をご覧いただければわかるが、瞬発力戦の方が好成績な馬であることがわかる。
少なくとも重賞で馬券になったのはレース上り:35.2以下の場合である。


■マイネルラクリマ
最後に七夕賞を快勝したマイネルラクリマを同様のデータで見てみる。
※距離範囲は芝1600m~芝2000m

小倉記念03

同馬は前記2頭とは全く逆でレース上り35台以上のレースで好走が目立つ。
唯一の馬券外の東風Sは1年以上の休み明けだったものである。


こうしてみるとマイネルラクリマは前記2頭とは好走ゾーンが異なり、同じレースで馬券になる可能性が低い事がわかる。



■小倉記念のレース上り3F

さて、ここまで見てくると小倉記念の過去のレース上り3Fが気になる。
過去2001年以降の良馬場の上り3Fは次の通りである。

小倉記念04

こうしてみると、昨年のレース上り3F:34.9は過去12年で最も速かった上りであることがわかる。
つまり、エクスペディションは昨年得意の上りの速いレースで1着なったが、それはむしろ珍しいケースで、通常は上り35秒台以上になる。


こうしてみると、例年通りの小倉記念であるならばレース適性的にはマイネルラクリマが最も高いことが伺える。

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テーマ : 競馬予想
ジャンル : ギャンブル

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非公開コメント

トップバーディが気になりますが、一番人気でなければ…漁夫の利馬がいないすかね(笑)

Re: タイトルなし

虎絆さん


トップハンデの間違いですかね?
確かに気になりますが、今充実期のような気がしますので馬券から外れるまでは追っかけてもいいんじゃないかと思ってます。

穴馬はこれから探してみますが、虎絆さんの注目馬は何かいますか?


間違えてます( 〃▽〃)関東馬の輸送は、かなり不利みたいすね(汗)自信の強行かもすね♪内枠先行なら、タムロ、ゲシタル当たりすかね。

Re: タイトルなし

虎絆さん

小倉競馬って滞在競馬じゃないんですか?
金曜日に関東から輸送の馬とかいるんですか。
(ごめんなさい、調教見ないのでそのへんはさっぱり(汗)

確かに、それくらいはチェックしておかないとまずい気がしますね。
(何かど素人みたいな感想でごめんなさい^^;)

確かに唯一の関東馬ですね~。
あ~、何かもう全然自信なくなってきました(笑)
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