第8回ヴィクトリアマイル 予想①

今週も東京1600mのG1レースが続く。

昨日の回顧で書いた傾向が、ヴィクトリアMCにも当てはまるのかどうかを検証する。

まず、ヴィクトリアMCの前3Fと後3Fのタイムは以下の通り。

2013ヴィクトリアMC


2010年と2011年が前傾ラップとなっている。

ならば、2010年と2011年はマイラー及びスプリンターが好走し
それ以外の年は中距離馬が好走しているのかを見てみると、一概には言えない部分がある。

それを(無理やり)説明してみたい。

■2011年
1着 アパパネ(2人)
2着 ブエナビスタ(1人)
3着 レディアルバローザ(3人)
4着 グランプリエンゼル(14人)
5着 アンシェルブルー(9人)

まず、1-3着は明らかに中距離実績のある馬である。
この時点でNHKMCでのペースと距離適性の考察と異なるのだが
まず、アパパネはラップ分析をしている方ならわかっていただけると思うが
非常にハイペース耐性の高い馬である。
このペースはアパパネ向きのレースだったと言える。

2着のブエナビスタはブエナをもってしても2着に敗れたレースと捉えるのが正解なのではないか。

3着のレディアルバローザは明らかに中距離馬である。
但し、やはり持続力に優れたタイプで、3着以内に入った重賞は
フィリーズレビュー(阪神1400m)
中山牝馬S(阪神1800m)※前5F:57.9で道中12.2以上のラップが一度も無い非常に持続力を問われたレース
中山牝馬S(中山1800m)※重馬場

と持続力を問われるレースで結果を残している。
それにこの馬は3番人気であった。

このレースで注目すべきは
4着 グランプリエンゼル(14人)
5着 アンシェルブルー(9人)
の2頭だと思う。

2頭とも1200m~1400mの実績馬である。

ハイペースの年に人気薄で好走したのは1200m~1400mの実績馬ということがポイントではないだろうか。


■2010年
1着 ブエナビスタ(1人)
2着 ヒカルアマランサス(8人)
3着 ニシノブルームーン(11人)
4着 レッドディザイア(2人)
5着 ブロードストリート(4人)

この年は殆どの馬が中距離実績馬である。
考察と全く逆の結果になっているが、ポイントは後3Fのラップにあると思う。

過去のヴィクトリアMCのラップは以下の通り。

日付 ラップタイム
2012. 5.13 12.2-10.9-11.3-12.0-11.8-11.5-11.2-11.5
2011. 5.15 12.0-10.6-10.9-11.1-11.3-11.6-12.0-12.4 ⇒11年
2010. 5.16 12.2-10.6-11.0-11.7-12.0-11.6-11.3-12.0 ⇒10年
2009. 5.17 12.2-10.8-11.7-12.0-11.9-11.2-10.8-11.8
2008. 5.18 12.4-11.3-12.0-12.2-12.1-11.2-11.0-11.5
2007. 5.13 12.3-10.8-11.7-11.8-11.6-11.2-11.2-11.9
2006. 5.14 12.6-11.2-11.6-12.1-12.2-11.4-11.3-11.6

10年は前傾ラップの年だが、後2F目に注目してほしい。
11.3という平年並みの加速ラップが入っている。
持続力戦となった11年と比較するとその違いがわかる。

ちなみに安田記念の最近のほぼ全レース、NHKMMCのハイペースの年のレースは
基本的に後1F>後2F>後3Fの右肩上がりのラップとなっている。
持続力戦かどうかはこのラップの変化で判断すべきだと思う。


では、どうして10年にこういうことが起きたのかを考えると、それはこの年が超高速馬場であったからと推察している。
まず、10年のNHKMCはダノンシャンティが1314という驚異的なレコードで勝った年である。

また、安田記念もショウワモダンが勝つというかなりショボイメンバーだったにも関わらず、1317という歴代の安田記念で2番目に早いタイムで勝っている。


つまり、超高速馬場の影響で非常にタイムが速く一見持続力戦に見えるが、実際は馬への負担はそれ程でもなく、最後に11.3という加速が入る瞬発力も問われたレースであると判断できるのではないだろうか。


それ以外の年は基本的に瞬発力の問われる年となっており、殆ど中距離実績のある馬が上位を占めている。



個人的には東京芝1600mは
○ハイペースなら穴馬は短距離路線馬
○スローペースなら穴馬は中距離路線馬
という考え方で良いのではないかと思っている。

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こんにちは

まだそこまで精査してませんが、第一感で08年のエイジアンウインズの年がキーになるんじゃないかと。
今のところ阪神牝馬上位組が◎予定です。
まぁ、週末にはゴロっと評価が変わってるかもしれませんが(笑)

Re: こんにちは

わいどオヤジさん


こんにちは。
私もまだまだこれからの分析ですが、
エイジアンウインズの年はレースの上りが33.7の超スローでウオッカが差し損ねた年ですね。
そこまでスローになるという根拠がもしもおありでしたらお教えいただけると幸いです。

昨年、阪神牝馬Sとの関連性を自信満々に疲労してマルセリーナを消した私はあまり大きな声では言えないのですが、「阪神牝馬S組」とひとくくりにしてはいけない気がしております。
※意味が分かりにくいかもしれませんが、今後日記で明らかになっていくかと思います。



No title

スローになる根拠ですか。

単純な見解ですが、まず逃げそうな馬がクィーンズバーンくらいしか見当たらない(笑)

この馬が逃げた6レースの内、5レースがコース問わず前後3Fが後傾ラップになってるんですね。
また唯一、昨年の阪神牝馬Sが前傾になってますが前3Fが34.9と同コース古馬平均より約コンマ5秒遅い。

ですから、08年並みになるかは分かりませんがかなりの確率でスローになるのではないかと推測します。

Re: No title

わいどオヤジさん


なるほど確かにスローになりそうですね。
説得力のあるデータ誠にありがとうございます。

スロー前提で予想しても良さそうですね。
となると、(馬場次第ですが)後過ぎる馬は届かない可能性がありますね。

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