第147回天皇賞(春) 予想①
本当は天皇賞春の予想日記は書くつもりはなかったのだが(笑)
(荒らし君も見てるしね)
圧倒的人気が予想されるゴールドシップ。
配当面を考えるとフェノーメノを切りたい方も多いだろう。
本当にその判断は正しいのか。
ずばり私の考えを披露しよう。
【予想】
◎フェノーメノ (爆)
(荒らし君も見てるしね)
圧倒的人気が予想されるゴールドシップ。
配当面を考えるとフェノーメノを切りたい方も多いだろう。
本当にその判断は正しいのか。
ずばり私の考えを披露しよう。
【予想】
◎フェノーメノ (爆)
フェノーメノを◎にする理由はいくもある。
逆にゴールドシップが危険な理由もいくつもある(笑)
もっとも天邪鬼な男のたわごとと聞き流してもらいたい。
■理由ー1
「ゴールドシップは脚質的に不利」
天皇賞春が逃げ・先行脚質が有利なことはご存じの方も多いだろう。
いや、ゴールドシップはマクッって4角で先頭に並びかけるから、大丈夫だというお考えもあるだろうが
それでも後方から無駄に脚を使って押し上げてきている点は変わりない。
能力を別として、(ロスの少ない)有利な脚質か不利な脚質かと言うならば不利な脚質であろう。
■理由ー2
「中山2500mラップはフェノーメノの方が上」
2頭は有馬記念と日経賞で中山2500mを走っている。
その2つのラップを比較すると以下の通り。

勝ちタイムはほぼ一緒なのだが、ラップの中身はまるで違う。
有馬記念が中盤も締まった、持続ラップなのに対して
日経賞は中盤は緩んではいるが、後4Fのロングスパートの加速ラップとなっている。
簡単に言うと有馬記念は先行馬に厳しいラップであり
日経賞は途中までは先行馬有利だが、最後の加速ラップは能力がないと記録できないラップである。
ついでに言うと有馬記念はこれ以上タイムの縮まる余地の殆ど無いラップだが、日経賞のラップはまだまだタイムの縮まる余地を残したラップである。
この2つのラップを比較するならば、フェノーメノをゴールドシップが負かすイメージは全く持てない。
■理由ー3
「天皇賞春は何故1番人気が勝てないのか」
天皇賞春の代表的なステップレースとして
・日経賞
・大阪杯
・阪神大章典
の3つがある。
みなさんはこの3つのレースの中で、最も天皇賞春と相性の悪いレースは何かご存じだろうか。
◆前走レース名別集計
集計期間:2001. 4.29 ~ 2012. 4.29
ソート:着別度数順
----------------------------------------------------------------------
前走レース名 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
----------------------------------------------------------------------
産経大阪G2 4- 3- 2- 2- 4-15/30 13.3% 23.3% 30.0% 131 89
阪神大賞G2 3- 2- 6- 6- 3-46/66 4.5% 7.6% 16.7% 252 88
日経賞G2 2- 6- 2- 3- 2-31/46 4.3% 17.4% 21.7% 107 96
大阪―ハH 1- 1- 1- 0- 1-21/25 4.0% 8.0% 12.0% 140 212
京都記念G2 1- 0- 1- 0- 0- 3/ 5 20.0% 20.0% 40.0% 118 146
ダイオG2 1- 0- 0- 0- 0- 0/ 1 100.0% 100.0% 100.0% 7100 1930
サンシH1600 0- 0- 0- 1- 0- 0/ 1 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
香ヴァG1 0- 0- 0- 0- 1- 0/ 1 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
マイラーG2 0- 0- 0- 0- 1- 0/ 1 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
ダイヤモHG3 0- 0- 0- 0- 0- 4/ 4 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
----------------------------------------------------------------------
これだけ見ると大阪杯だけ良くて、後の2つはさほど変わらなく見える。
では、1番人気で2着以下に負けた馬のステップレースを見てみる。
◆前走レース名別集計
集計期間:2002. 4.28 ~ 2012. 4.29
ソート:着別度数順
----------------------------------------------------------------------
前走レース名 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
----------------------------------------------------------------------
阪神大賞G2 0- 0- 2- 1- 0- 4/ 7 0.0% 0.0% 28.6% 0 31
産経大阪G2 0- 0- 1- 0- 0- 0/ 1 0.0% 0.0% 100.0% 0 140
日経賞G2 0- 0- 0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
ダイヤモHG3 0- 0- 0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
----------------------------------------------------------------------
該当馬10頭中7頭が阪神大章典組である。
更に加えて言うならば、上記日経賞は阪神で開催された日経賞であり、中山開催のものではない。
天皇賞春を1番人気の馬が勝てない理由は、ずばり前走阪神コース(特に阪神大章典)で好走した馬が1番人気なったからである。
阪神大章典は天皇賞春とは関連性が低いか、相性の悪いレースなのである。
■理由ー4
「今年の日経賞は天皇賞春で確実に好走するパターンの年」
以下の表をご覧いただく。

2001年以降の中山開催の日経賞を、上り3Fの速い順に並べたものである。
この表から次の傾向が伺える。
「上り3F:35.3以下で決着した年は、天皇賞春2着以内馬が必ず出現している。」
該当馬で日経賞2着以内馬でなかったのは一番上のマンカフェであり、この年は勝ちタイムが
2.37.0という非常に遅いスローの前残りレースをトップハンデの58kgで差し損ねて0.5秒差だったマンカフェが天皇賞春で1着になった。
展開や斤量面で大きく不利があった点を考えると納得できる結果である。
そして、今年は2.32.0と勝ちタイムも速く、上りも2番目に早かった年である。
2着のカポーティスターを含め、天皇賞春で好走する確率はかなり高い。
(というか過去のケースなら100%2着以内)
■理由ー5
「ゴールドシップは意外とジリ脚?」
ゴールドシップが唯一3着以下になったダービーのレースからゴールドシップがジリ脚でないかと見当を付けている方も多いと思う。
そこでゴールドシップの脚が同じレースに出走した馬と比較して、どれくらい抜けていたかを表をまとめてみた。

ゴールドシップの自身の上り3Fと、出走レースの1-3着馬の平均上り3Fを比較したものである。
このかい離が大きいほど、他の馬とは次元の違う脚を使ったか
もしくは、(前残りの)展開不利のレースをはねのけて勝ったという事になる。
皐月賞は-0.8でかい離が大きいが、ご存じの通り他の馬が大きく外を廻す中、内をショートカットしたものであり
鵜呑みにできない。
ダービーも-1.0とかい離が大きいが差し損ねて届いていない。
それ以外のレースは、以外にも上位3頭とさほど変わらない脚しか使っていないのである。
似た脚質の馬としてディープインパクトも同じ表を作成してみた。

明らかにディープインパクトの方が他の馬とは次元の違う脚を使っていることがわかる。
少なくとも同時代の馬、同レースに出走した馬との差し足能力ならば、ゴールドシップよりディープインパクトの方が抜けていたのは間違いない。
付け加えるならば、ゴールドシップの差し足が抜けていないのに勝っているのは、結果的に差し馬有利なハイペースのレースが続いている恩恵もあるのかもしれない。
そして、先週京都コースは超高速馬場であった。
日曜日は雨で馬場が渋ったが、今週また高速馬場に戻っているならばゴールドシップに黄色信号が点灯するかもしれない。
まだまだ理由はあるのだが、めんどくさいので省くw
という偏屈男の妄想日記であった。
こんなたわごと信じずに、みなさんはゴールドシップを軸に買った方が良い。
フェノーメノを買ってお金をドブに捨てるのは私一人で十分である。(笑)
逆にゴールドシップが危険な理由もいくつもある(笑)
もっとも天邪鬼な男のたわごとと聞き流してもらいたい。
■理由ー1
「ゴールドシップは脚質的に不利」
天皇賞春が逃げ・先行脚質が有利なことはご存じの方も多いだろう。
いや、ゴールドシップはマクッって4角で先頭に並びかけるから、大丈夫だというお考えもあるだろうが
それでも後方から無駄に脚を使って押し上げてきている点は変わりない。
能力を別として、(ロスの少ない)有利な脚質か不利な脚質かと言うならば不利な脚質であろう。
■理由ー2
「中山2500mラップはフェノーメノの方が上」
2頭は有馬記念と日経賞で中山2500mを走っている。
その2つのラップを比較すると以下の通り。

勝ちタイムはほぼ一緒なのだが、ラップの中身はまるで違う。
有馬記念が中盤も締まった、持続ラップなのに対して
日経賞は中盤は緩んではいるが、後4Fのロングスパートの加速ラップとなっている。
簡単に言うと有馬記念は先行馬に厳しいラップであり
日経賞は途中までは先行馬有利だが、最後の加速ラップは能力がないと記録できないラップである。
ついでに言うと有馬記念はこれ以上タイムの縮まる余地の殆ど無いラップだが、日経賞のラップはまだまだタイムの縮まる余地を残したラップである。
この2つのラップを比較するならば、フェノーメノをゴールドシップが負かすイメージは全く持てない。
■理由ー3
「天皇賞春は何故1番人気が勝てないのか」
天皇賞春の代表的なステップレースとして
・日経賞
・大阪杯
・阪神大章典
の3つがある。
みなさんはこの3つのレースの中で、最も天皇賞春と相性の悪いレースは何かご存じだろうか。
◆前走レース名別集計
集計期間:2001. 4.29 ~ 2012. 4.29
ソート:着別度数順
----------------------------------------------------------------------
前走レース名 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
----------------------------------------------------------------------
産経大阪G2 4- 3- 2- 2- 4-15/30 13.3% 23.3% 30.0% 131 89
阪神大賞G2 3- 2- 6- 6- 3-46/66 4.5% 7.6% 16.7% 252 88
日経賞G2 2- 6- 2- 3- 2-31/46 4.3% 17.4% 21.7% 107 96
大阪―ハH 1- 1- 1- 0- 1-21/25 4.0% 8.0% 12.0% 140 212
京都記念G2 1- 0- 1- 0- 0- 3/ 5 20.0% 20.0% 40.0% 118 146
ダイオG2 1- 0- 0- 0- 0- 0/ 1 100.0% 100.0% 100.0% 7100 1930
サンシH1600 0- 0- 0- 1- 0- 0/ 1 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
香ヴァG1 0- 0- 0- 0- 1- 0/ 1 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
マイラーG2 0- 0- 0- 0- 1- 0/ 1 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
ダイヤモHG3 0- 0- 0- 0- 0- 4/ 4 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
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これだけ見ると大阪杯だけ良くて、後の2つはさほど変わらなく見える。
では、1番人気で2着以下に負けた馬のステップレースを見てみる。
◆前走レース名別集計
集計期間:2002. 4.28 ~ 2012. 4.29
ソート:着別度数順
----------------------------------------------------------------------
前走レース名 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
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阪神大賞G2 0- 0- 2- 1- 0- 4/ 7 0.0% 0.0% 28.6% 0 31
産経大阪G2 0- 0- 1- 0- 0- 0/ 1 0.0% 0.0% 100.0% 0 140
日経賞G2 0- 0- 0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
ダイヤモHG3 0- 0- 0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
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該当馬10頭中7頭が阪神大章典組である。
更に加えて言うならば、上記日経賞は阪神で開催された日経賞であり、中山開催のものではない。
天皇賞春を1番人気の馬が勝てない理由は、ずばり前走阪神コース(特に阪神大章典)で好走した馬が1番人気なったからである。
阪神大章典は天皇賞春とは関連性が低いか、相性の悪いレースなのである。
■理由ー4
「今年の日経賞は天皇賞春で確実に好走するパターンの年」
以下の表をご覧いただく。

2001年以降の中山開催の日経賞を、上り3Fの速い順に並べたものである。
この表から次の傾向が伺える。
「上り3F:35.3以下で決着した年は、天皇賞春2着以内馬が必ず出現している。」
該当馬で日経賞2着以内馬でなかったのは一番上のマンカフェであり、この年は勝ちタイムが
2.37.0という非常に遅いスローの前残りレースをトップハンデの58kgで差し損ねて0.5秒差だったマンカフェが天皇賞春で1着になった。
展開や斤量面で大きく不利があった点を考えると納得できる結果である。
そして、今年は2.32.0と勝ちタイムも速く、上りも2番目に早かった年である。
2着のカポーティスターを含め、天皇賞春で好走する確率はかなり高い。
(というか過去のケースなら100%2着以内)
■理由ー5
「ゴールドシップは意外とジリ脚?」
ゴールドシップが唯一3着以下になったダービーのレースからゴールドシップがジリ脚でないかと見当を付けている方も多いと思う。
そこでゴールドシップの脚が同じレースに出走した馬と比較して、どれくらい抜けていたかを表をまとめてみた。

ゴールドシップの自身の上り3Fと、出走レースの1-3着馬の平均上り3Fを比較したものである。
このかい離が大きいほど、他の馬とは次元の違う脚を使ったか
もしくは、(前残りの)展開不利のレースをはねのけて勝ったという事になる。
皐月賞は-0.8でかい離が大きいが、ご存じの通り他の馬が大きく外を廻す中、内をショートカットしたものであり
鵜呑みにできない。
ダービーも-1.0とかい離が大きいが差し損ねて届いていない。
それ以外のレースは、以外にも上位3頭とさほど変わらない脚しか使っていないのである。
似た脚質の馬としてディープインパクトも同じ表を作成してみた。

明らかにディープインパクトの方が他の馬とは次元の違う脚を使っていることがわかる。
少なくとも同時代の馬、同レースに出走した馬との差し足能力ならば、ゴールドシップよりディープインパクトの方が抜けていたのは間違いない。
付け加えるならば、ゴールドシップの差し足が抜けていないのに勝っているのは、結果的に差し馬有利なハイペースのレースが続いている恩恵もあるのかもしれない。
そして、先週京都コースは超高速馬場であった。
日曜日は雨で馬場が渋ったが、今週また高速馬場に戻っているならばゴールドシップに黄色信号が点灯するかもしれない。
まだまだ理由はあるのだが、めんどくさいので省くw
という偏屈男の妄想日記であった。
こんなたわごと信じずに、みなさんはゴールドシップを軸に買った方が良い。
フェノーメノを買ってお金をドブに捨てるのは私一人で十分である。(笑)
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フェノーメノー迷ってましたが僕もフェノーメノー買っちゃいます(^^)v
あとムスカテールで逝きます(笑)
あとムスカテールで逝きます(笑)
Re: タイトルなし
火拳さん
私のフェノーメノ推しはあくまでも妄想ですからね(笑)
ムスカテールは私も良いと思います。
ある意味カポーティスターより上の評価になるかもしれません。
私のフェノーメノ推しはあくまでも妄想ですからね(笑)
ムスカテールは私も良いと思います。
ある意味カポーティスターより上の評価になるかもしれません。
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