第81回桜花賞(ラップバランスの予想)
今年のラップバランスを予想します。
次の表は桜花賞のラップバランスの数値が大きかった順に並べたものです。
右側にファンタジーS、阪神JF、フィリーズレビューのラップバランスも記載しています。

上から順番に見ていきます。
20年が重馬場だったせいもあり、2007年以降で最もラップバランスの数値が大きかった年でした。
この年は阪神JFが1.7(歴代2位)、フィリーズレビューが2.6(歴代1位)とステップレース自体もハイペースのレースが多かったことがわかります。重馬場でなくてもこの年は桜花賞はハイペースになっていたのかもしれません。
次に14年のハープスターが勝った年がハイペースになっていますが、実はこの年はハイペースではなく、実質超スローだった年です。理由は逃げたフクノドリームが2番手を残り600m地点で1.8秒離した大逃げでした。
勝ったハープスターの上りは32,9で2007年以降2番目に速い上りです。(※1位は19年シゲルピンクダイヤ(ラップバランス-2.7の年))なので、一旦除外します。
3番目にハイペースなのが08年レジネッタが勝った年です。この年は阪神JFが1.4というハイペースの年でした。
ファンタジーSも歴代で3番目に速い1.1でした。
4番目にハイペースなのが17年レーヌミノルが勝った年です。今年はフィリーズレビューが2.0というハイペースでした。
別にフィリーズレビューでハイペースで逃げていた馬が桜花賞に出走していたわけではないのですが、こういうリンク現象は不思議ですね。前走フィリーズレビュー組は5頭出走していましたが、桜花賞では4番手2頭、6番手1頭でした。
1-2番手の馬は、前走ハイペース経験馬ではないのですが先行争いが激化した結果でしょうか。
5番目が13年アユサンが勝った年です。この年も阪神JFが2.4という歴代1位のハイペースでした。
こうしてみると阪神JFやフィリーズレビューでハイペース(ラップバランスの数値が大きい)の場合は、桜花賞もハイペース(ラップバランスの数値が大きい)になっているように思えます。
この理由は現時点ではっきりと断言できませんが、推測するなら
阪神JF組やフィリーズレビュー組は、桜花賞に多数出走してきます。
そのレースでハイペースになるという事は、速いペースについて行ける馬が多いとも解釈できます。
速いペースについて行ける馬が多い場合、位置争いが激化して自然にラップバランスの数値が大きくなるという解釈はできないでしょうか。
逆に阪神JFやフィリーズレビューの数値が低い年は、あまりテンの先行争いが激化していないことをしてしていて、本番の桜花賞もそれほどラップバランスの数値が大きくならないという風に考えられ無いでしょうか。
その意味において今年ですが
ファンタジーS(今年は阪神1400m) 0.7 ※阪神1400mと考えるとそれほど大きな数値ではない
阪神JF -0.5
フィリーズレビュー 1.8
フィリーズレビューの数値が歴代6番目タイで少し大きいですが、逃げた馬は桜花賞には出走してきません。
前走フィリーズレビュー組は8頭が登録してますが、10番手以下だった馬が6頭で、最も先行していたのはヨカヨカで5番手です。
そのヨカヨカは阪神JFで逃げており、阪神JFは-0.5
その他の主要レースも
チューリップ賞 -1.6
フラワーC -2.3
クイーンC 0.3
あまり先行争いをするような強い馬がいない気がします。
なので少なむともラップバランスの数値が1.5を超えるようなレースにはならないと考えます。
次に極端なスローになるかどうかですが
次の表をご覧ください。

極端なスローという事は、テンに速い脚を使う馬がいないという事かなと。
2014年以降と過去のラップバランスでスローだった2010年を表にしています。
前走芝1400mか1600mで3角3番手以内だった馬を表に入れて、右端に1400mと1600mのAve-3Fの最も速いのを抽出しています。
例えば2020年尾の場合、前走芝1400mで3角3番手以内だった馬が2頭いて、2つの内最も速いAve-3Fだったのが33.83という事です。
そして右から3番目の1400mの欄でオレンジ色を塗っているのは35.1以上の比較的1400mとしては遅いタイムのケースです。
右から2番目の1600mの欄でベージュ色を塗っているのは35.8以上の比較的1600mとしては遅いタイムのケースです。
この表を見る限り、1400mと1600mの両方で色付き(両方とも遅いタイムしか記録されていない)の場合は極端なスローになっています。
さて今年ですが、まだ登録馬全頭でしか検証できませんが

前走1400mと1600m双方に前走速いペースでレースをした馬がいます。
※あくまでも登録段階での話
最終的には出走馬確定後に判断したいと思います。
右側にファンタジーS、阪神JF、フィリーズレビューのラップバランスも記載しています。

上から順番に見ていきます。
20年が重馬場だったせいもあり、2007年以降で最もラップバランスの数値が大きかった年でした。
この年は阪神JFが1.7(歴代2位)、フィリーズレビューが2.6(歴代1位)とステップレース自体もハイペースのレースが多かったことがわかります。重馬場でなくてもこの年は桜花賞はハイペースになっていたのかもしれません。
次に14年のハープスターが勝った年がハイペースになっていますが、実はこの年はハイペースではなく、実質超スローだった年です。理由は逃げたフクノドリームが2番手を残り600m地点で1.8秒離した大逃げでした。
勝ったハープスターの上りは32,9で2007年以降2番目に速い上りです。(※1位は19年シゲルピンクダイヤ(ラップバランス-2.7の年))なので、一旦除外します。
3番目にハイペースなのが08年レジネッタが勝った年です。この年は阪神JFが1.4というハイペースの年でした。
ファンタジーSも歴代で3番目に速い1.1でした。
4番目にハイペースなのが17年レーヌミノルが勝った年です。今年はフィリーズレビューが2.0というハイペースでした。
別にフィリーズレビューでハイペースで逃げていた馬が桜花賞に出走していたわけではないのですが、こういうリンク現象は不思議ですね。前走フィリーズレビュー組は5頭出走していましたが、桜花賞では4番手2頭、6番手1頭でした。
1-2番手の馬は、前走ハイペース経験馬ではないのですが先行争いが激化した結果でしょうか。
5番目が13年アユサンが勝った年です。この年も阪神JFが2.4という歴代1位のハイペースでした。
こうしてみると阪神JFやフィリーズレビューでハイペース(ラップバランスの数値が大きい)の場合は、桜花賞もハイペース(ラップバランスの数値が大きい)になっているように思えます。
この理由は現時点ではっきりと断言できませんが、推測するなら
阪神JF組やフィリーズレビュー組は、桜花賞に多数出走してきます。
そのレースでハイペースになるという事は、速いペースについて行ける馬が多いとも解釈できます。
速いペースについて行ける馬が多い場合、位置争いが激化して自然にラップバランスの数値が大きくなるという解釈はできないでしょうか。
逆に阪神JFやフィリーズレビューの数値が低い年は、あまりテンの先行争いが激化していないことをしてしていて、本番の桜花賞もそれほどラップバランスの数値が大きくならないという風に考えられ無いでしょうか。
その意味において今年ですが
ファンタジーS(今年は阪神1400m) 0.7 ※阪神1400mと考えるとそれほど大きな数値ではない
阪神JF -0.5
フィリーズレビュー 1.8
フィリーズレビューの数値が歴代6番目タイで少し大きいですが、逃げた馬は桜花賞には出走してきません。
前走フィリーズレビュー組は8頭が登録してますが、10番手以下だった馬が6頭で、最も先行していたのはヨカヨカで5番手です。
そのヨカヨカは阪神JFで逃げており、阪神JFは-0.5
その他の主要レースも
チューリップ賞 -1.6
フラワーC -2.3
クイーンC 0.3
あまり先行争いをするような強い馬がいない気がします。
なので少なむともラップバランスの数値が1.5を超えるようなレースにはならないと考えます。
次に極端なスローになるかどうかですが
次の表をご覧ください。

極端なスローという事は、テンに速い脚を使う馬がいないという事かなと。
2014年以降と過去のラップバランスでスローだった2010年を表にしています。
前走芝1400mか1600mで3角3番手以内だった馬を表に入れて、右端に1400mと1600mのAve-3Fの最も速いのを抽出しています。
例えば2020年尾の場合、前走芝1400mで3角3番手以内だった馬が2頭いて、2つの内最も速いAve-3Fだったのが33.83という事です。
そして右から3番目の1400mの欄でオレンジ色を塗っているのは35.1以上の比較的1400mとしては遅いタイムのケースです。
右から2番目の1600mの欄でベージュ色を塗っているのは35.8以上の比較的1600mとしては遅いタイムのケースです。
この表を見る限り、1400mと1600mの両方で色付き(両方とも遅いタイムしか記録されていない)の場合は極端なスローになっています。
さて今年ですが、まだ登録馬全頭でしか検証できませんが

前走1400mと1600m双方に前走速いペースでレースをした馬がいます。
※あくまでも登録段階での話
最終的には出走馬確定後に判断したいと思います。
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