第55回サンケイスポーツ賞フローラS(ホウオウピースフル)
先に前回の記事のフラワーCの答え合わせをするならば
私は今年のフラワーCは、差し馬有利だったと考えています。
ついでに申し上げると1着のアブレイズはオークスに出走してきたら、必ず押さえないといけない馬だとも思っています。
その理由はオークスの予想記事で解説します。
なので、2着レッドルレーヴは展開面での利があったと考えています。
フラワーC2着を額面通り受け取るのは危険という判断です。
といっても消すほど弱いとも思わないので、最終的な買い目にはひもで入れるかもしれません。
さて、ネットケイバコムで3番人気が予想されているホウオウピースフル
この馬に関しては、あまり強くないと思っています。
現時点では消し予定です。
■新馬戦
札幌芝1800mでデビュー
13.1-13.1-13.5-13.4-13.0-12.9-12.5-11.3-11.3
のラップなので、かなりのスローです。
但し、11.3で失速してないのは評価できます。
2着アンティシペイト
逃げて上り2位で2着です。
逃げて上り2位なので、この馬以下の着順の馬は、この馬より弱い可能性大です。
未勝利を勝ち上がるのに3戦を要して3月21日に勝ち上がってます。
3着ヒルノエドワード
未勝利を勝ち上がるのに6戦を要してます。
2着馬3着馬がそれぞれ未勝利を勝ち上がっているので、このレースそれなりのレベルにはあったと思います。
但し、引き離して勝ったわけでもないのでここで大きく評価はできません。
4着ミヤマザクラ
ご存知桜花賞5着馬ですね。
この馬は恐らくスロー過ぎてペースが合わず、能力が発揮できなかったパターンだと思います。
新馬戦の評価は、普通よりそれなりに上クラスかなと。
■百日草特別
11週の休み明けで勝っています。
その点は評価できますが、このレースも
13.3-12.1-11.9-11.9-12.7-13.2-13.1-11.6-10.9-11.2
なので、超スローです。
休み明けでも走りやすいレースだったと言えます。
また、このレースは5頭立てなのですが
2着以下のメンバーが全く大したことありません。
ちなみに同じ日にスカイグルーヴの新馬戦がありました。
レースラップを比較すると

私はスカイグルーヴの新馬戦の方が断然上だと思います。
■クイーンC
2戦連続でスローのレースしか経験していないホウオウピースフルは
距離短縮で6着に負けました。
クイーンCはレースラップは超ハイペースですが、逃げ馬が-3F地点で2着を2秒も離す大逃げだったので
レースラップほど2番手以下はハイペースではないのですが
それでもハイペースの部類だったと思います。
このレースでホウオウピースフルはシャンドフルールとほぼ同じ位置取りで、上りで負けています。
シャンドフルールはチューリップ賞で13着でした。

展開面を見ても、レースラップや桜花賞の結果から推測するに
先行馬不利のレースだったと思います。
ホウオウピースフルを買うくらいなら、4-6の位置取りで3着セイウンヴィーナス(しかも上り3位)の方を買いたいです。
※ネットケイバコムで9番人気
もちろん、距離延長でホウオウピースフルが巻き返す可能性は0ではありません。
しかし新馬・1勝クラスのレースが大したことなく
底力の問われるレースラップでもない
馬が4番人気以下を大きく引き離した3番人気なら消した方がうま味があると思ってます。
元々フローラSは荒れやすいレースですしね。
そして先ほどあげたセイウンヴィーナスですが
<東京コース>
未勝利1着
赤松賞6着(0.4秒)
クイーンC3着
<その他のコース>
新馬8着
フェアリーS9着
東京コース得意の可能性があります。
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