第80回桜花賞(予想へのプロローグ)
まず、桜花賞のレース上り3Fが平均より遅かった年は次の馬が勝っています。

この内、ハープスターの年は大逃げで、2番手以下の馬の上りは速いので除外して、3着以内馬を見てみると次の通り。

18頭立てなので、先頭から4-4-4-6頭づつ区分すると、3着以内馬は
4角4番手以内 2頭
4角5番手から8番手以内 5頭
4角9番手12番手以内 3頭
4角13番手から18番手以内 5頭
となります。
しかしよく見るとレースが2種類に分類されると思います。
ずぶずぶの追い込み決着の11年と13年
中団から差した08年、12年、17年
この2つのパターンをレースラップで見てみます。
①中団差しの年(08年、17年)

②追い込みの年(11年、13年)

①と②の違いですが
①は前半からハイペースです。そして中盤以降は割と平坦ペースで最後の加速もわずかです。
②は前半はそれほどハイペースでもないけど、最後の加速はしっかりあります。
①が途中で溜が少なく、②は途中で脚を溜められると表現するとわかりやすいでしょうか。
個人的には今年は①のイメージがあります。
そして①の年ですが
<08年>
1着 レジネッタ 芝1200mの未勝利勝ち 前走フィリーズレビュー(芝1400m)
2着 エフティマイア 芝1200mの新馬勝ち 2走目芝1400mのOP勝ち 1200mの重賞も走った経験あり
3着 ソーマジック ダート戦勝ち上がり、1勝クラスも芝1400m
<12年>
1着 ジェンティルドンナ 3冠馬
2着 ヴィルシーナ 3冠全て2着馬
3着 アイムユアーズ 函館2歳S2着馬、ファンタジーS1着馬
<17年>
1着 レーヌミノル 小倉2歳S1着、前走フィリーズレビュー
2着 リスグラシュー
3着 ソウルスターリング
つまり強い馬は底力で好走するも、穴を開けるのは芝1400m以下の実績馬という風に考えられないでしょうか?
ちなみに②は
<11年>
1着 マルセリーナ
2着 ホエールキャプチャ 芝1200m未勝利勝ち ファンタジーS3着
3着 トレンドハンター ダート戦デビュー勝ち上がり馬
<13年>
1着 アユサン 芝1400m新馬勝ち
2着 レッドオーヴァル 芝1400m未勝利勝ち>紅梅S1着
3着 プリンセスジャック 芝1500m新馬勝ち>芝1400mOP勝ち
な感じです。
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