第36回ホープフルS(着差と後1F)
来年以降も役に立つ分析データだと自負しております。
今年最後の重賞は的中させたいですね。
私が2歳戦の予想で良く活用しているものに
①1着との着差
②後1Fの数値
があります。(古くからの方はよくご存じだと思いますが)
①は4着馬との着差だったり5着馬との着差だったりしますが
レースのレベル判定に使っています。
②は勝った馬の余力を図るバロメーターにしています。
最後の1Fの数値が低いほど、余力が残っていたという判断になります。
それをホープフルSの過去レースでじっくり調べてみました。
対象は重賞に昇格した2014年以降です。

【表の見方】
・上からレースの着順別に並べてあります。
・表の中の「5着差」の欄の数値は1着になったレースの5着馬との着差です。
0.9と表記があれば、その馬がレースを勝った時に、5着馬に0.9秒の着差を付けていたということ
・重賞レースは2着馬も対象に入れて、2着馬と5着馬の着差を入れてます。
・「新馬」「未勝利」は1秒以上の着差に黄色い色を着色してます。⇒強い可能性の目安
・500万以上は0.8秒以上にオレンジ色を着色してます。⇒強い馬の目安
・「後1F」の欄はレースを勝った時の後1Fの数値で、11.4以下の場合はピンク色を塗っています。
・右側の欄で「新馬未勝利」または「500万以上」に〇が付いているのは、前記の着色した場合は〇を付けています。
■2014年の分析
1)右欄の新馬・未勝利と500万以上に〇印が2つついている馬がいません。
※他の年ではいますが、その場合は軸馬になるほど信頼性が高いです。
※なので基本的にレベルが低い年です。
2)黄色とオレンジ色ではオレンジ色の信頼性の方が高いです。
⇒このレースは2つ〇の馬がいないので、オレンジ色のコメートとティルナノーグが軸馬候補になります。
3)黄色の馬で右の後1Fがピンク色の馬は有力になります。
※これもかなり信頼性の高い馬になります。
<軸馬の考え方>
・まず1番人気のダノンメジャーは全ての条件に合致していませんでした。
2連勝後のOP特別2着と言う成績でしたが、信頼性はない馬だったという事になります。
・2番人気はシャイニングレイですが、新馬勝ちで黄色・ピンク色馬です。
⇒これは信頼性があるので軸馬候補になります。
・3番人気はティルナノーグですが、オレンジ色で有力馬の1頭になります。
500万のレースでピンク色なので有力です。
しかし新馬戦が黄色でもなく、ピンク色でもないので絶対的な信頼性はありません。
・その他にオレンジ色の馬はコメートですが、この馬も500万がピンク色なので有力です。
・その他で目立つのはマサハヤドリームが新馬戦で黄色&ピンク色です。
しかしOP特別で5着と底を見せている可能性があります。
※現オープンクラスで弱い馬では無かった。
結果的に有力そうなのは
シャイニングレイ ⇒1着
コメート ⇒2着(8人)
ティルナノーグ
それに敢えて加えるならば
マサハヤドリーム
という感じでしょうか。
これで馬連93.3倍なら美味しいのでは?

■2015年の分析
1) 〇印が2つついている馬が3頭います。
但しプランスシャルマンはOPで2着(オレンジ色)の後に500万を勝っていますが、この500万がオレンジ色ではありません。
残りの2頭は完ぺきなので、これが軸馬候補になります。※結果的に2-3着
2)1着馬から5着馬まですべて新馬戦勝ちの馬ですが、黄色とピンク色を比較すると
ピンク色の方が信頼性が高いことがわかります。
<軸馬の考え方>
・2頭の〇印2つ馬が候補になりますが、重賞でもピンク色のロードクエストがより有力と考えられます。
・上記2頭以外で考えられるのは
新馬戦でピンク色のハートレー
新馬戦でピンク色のブラックスピネル
プランスシャルマン
の3頭くらいでしょうか。
2頭有力な軸馬候補がいたので、3連単を買っていれば77.9倍でした。
まあ、馬連でがっつり勝負していたら外れてましたけどw

■2016年の分析
1) 2つ〇印の馬はレイデオロだけです。
この時点で軸馬はこの馬に決まりですね。
2)ピンク色の馬もグローブシアターしかいません。
※この年は全般的に時計のかかる馬場だったようです。
3)黄色の馬も2頭しかいません。
<軸馬の考え方>
これは誰が見てもレイデオロで決まりですね。
紐候補はあまりにも有力馬がいなさ過ぎて難しいのですが
ピンク色のグローブシアター
黄色があるサングレーザー
くらいでしょうか。
2着のマイネルスフェーンは前走未勝利勝ちですが勝ち上がるのに6戦も要した馬です。
この馬をピックアップするのは難しいです。

■2017年の分析
1) 〇印2つは
タイムフライヤー
マイハートビート
の2頭
但し、マイハートビートはG3で7着に負けて底を見せていた可能性あり
なので、タイムフライヤーの方が有力
2) ピンク色記録の馬は5頭いて、4頭が1-4着
1頭は競争中止なので参考外
3)ステイフーリッシュは前走新馬だが、5着差1.6秒&11.3という非常に立派な記録だった。
<軸馬の考え方>
2つ〇印のタイムフライヤーか新馬の記録は大したことがないがG2で5着差1秒&11.3のジャンダルムと考えるのが素直だと思います。
次いで新馬の記録が素晴らしいステイフーリッシュ
押さえるなら同じピンクのサンリヴァルとマイハートビートくらいでしょうか。
このレースは3連単も行けたと思いますが配当は52.380円です。

■2018年の分析
この年もあまりレベルが高いとは言えない気がします。
1) 2つ〇印がついたのは
サートゥルナーリア
アドマイヤジャスタ
ブレイキングドーン
の3頭ですが
ピンク色があるのはサートゥルナーリア1頭だけです。
2) ピンク色はサートゥルナーリアの他にコスモカレンドゥラ(4着8人気)しかいません。
3)オレンジ色は5頭いますが1-5着を独占しています。
<軸馬の考え方>
黄色・ピンク色・オレンジ色の全てが揃ったサートゥルナーリアになると思います。
紐もオレンジの4頭(ピンク色の残り1頭も含まれる)で決まりな気がしますね。
という事で、整理をすると5年間で
●ピンク色の馬
4-3-3-3-0-3/16 ※競争中止1頭含む
なかなかの好走率です。
●オレンジ色の馬
3-4-2-1-1-4/15
これも悪くありません。
これをベースに今年のホープフルSを予想していきたいと思います。
今年の分析は枠順発表の後に行います。
本日はここまで
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コメントの投稿
レースの施行は土曜日なので既に枠順は発表されてますよ。
最終見解楽しみにしております。
最終見解楽しみにしております。
Re: タイトルなし
通りすがりさん
ご指摘ありがとうございます。
私も後で気が付きました。
ご指摘ありがとうございます。
私も後で気が付きました。