第146回天皇賞(秋)予想②
最近「トーセンパワフル」の検索で本ブログに来る方が多いなと思って調べてみたら
今週の萩Sに登録があるんですね。
私の「トーセンパワフルは大したことない」の日記が、グーグル先生に引っかかるようですw
ちらっとメンバーを見ましたが、割と手薄な感じのメンバーでしたが
京都1800mはどうでしょうかね~。
それと天皇賞秋の枠順の優劣について、私のmixiでのマイミクさんであるシモさんが
非常にわかりやすく解説してくれているのでご紹介しておきます。
http://blog.livedoor.jp/a_true_moment/
是非参考になさってください。
前置きが長くなりましたが、いよいよ本題に入ります。
今週の萩Sに登録があるんですね。
私の「トーセンパワフルは大したことない」の日記が、グーグル先生に引っかかるようですw
ちらっとメンバーを見ましたが、割と手薄な感じのメンバーでしたが
京都1800mはどうでしょうかね~。
それと天皇賞秋の枠順の優劣について、私のmixiでのマイミクさんであるシモさんが
非常にわかりやすく解説してくれているのでご紹介しておきます。
http://blog.livedoor.jp/a_true_moment/
是非参考になさってください。
前置きが長くなりましたが、いよいよ本題に入ります。
■2つの毎日王冠
毎日王冠を前5Fのタイム別に分けると以下のようになる。

大体前5F:59.0を境に2分できる。
今年の毎日王冠は前5F:57.8だったので、赤い方の速いカテゴリーに分類される。
速い方に分類されるのは、以下の6回
2007.10. 7 チョウサン 57.5 良
2012.10. 7 カレンブラックヒル 57.8 良
2001.10. 7 エイシンプレストン 58.3 良
2003.10.12 バランスオブゲーム 58.7 稍
2006.10. 8 ダイワメジャー 58.8 良
2010.10.10 アリゼオ 58.9 稍
今年は2番目に早かったことになる。
この速かった年の2010年は稍重で勝ちタイムが遅い為除いた5年の平均と
今年のラップ及びダイワメジャーの年のラップを比較したものを以下に示す。

毎日王冠を見終わった後には、ハイペースで残ったカレンブラックヒルは強いな~と思ったが
前5Fが速い年と比較すると、あまり大したことのないラップであった。
馬場差も自己判断では高速馬場なので、馬場のせいではない。
前半こそ平均をやや上回っているが、後半は上りがかかっている。
何らかのラップを遅くする原因が無ければ平均よりやや落とるラップと言えるかもしれない。
少なくとも、歴代と比較して「凄い」と言えるラップではない。
ダイワメジャーのラップについては、後ほど触れる。
■毎日王冠の前5Fが速かった年の傾向
では、上記に挙げた前5Fが速かった年の毎日王冠と天皇賞秋の結果を見てみる。
【2007年】

この年は前5F:57.5で今年よりも速い。
先行して粘った3着のダイワメジャーが、天皇賞秋では9着(3人)に敗れ、次走マイルCSを勝っている。
2着に追い込んだアグネスアークが入り、その勢いで天皇賞秋でも2着に入っている。
【2010年】

この年は前5F:58.9
先行したエイシンアポロンが2着に粘り、次走天皇賞秋では17着に負けたが、
翌年マイルCSを勝っている。
また出遅れたペルーサが上がり最速で追い込んで5着に入り、その勢いで天皇賞秋も2着に入った。
【2003年】

この年は前5F:58.7
先行したバランスオブゲームが1着も、次走天皇賞秋は不出走で、マイルCSに向かい4着と好走。
追い込んだテンザンセイザが5着に入り、次走天皇賞秋では3着(10人)と穴を開けた。
何だかこの3回、とっても似ていると思いませんか。
【2001年】

この年は前5F:58.3
先行したエイシンプレストンが1着となり、次走はマイルCSに出走し2着
追い込んだロサード、ダイワテキサスが天皇賞秋に出走するも9着と5着。
ここで崩れましたが、この年の天皇賞秋は重馬場で前5F:62.2という超スローだった。
最後に、2006年のダイワメジャーが勝った年だが、
この年はそのままダイワメジャーが天皇賞秋も1着となっている。
しかし、これは前5Fが速い年の中で2006年だけが異質の年だったからだと思っている。
上記5年のラップを比較すと
2007.10. 7 チョウサン 57.5 良 12.9-10.6-10.9-11.5-11.6-11.9-11.4-11.6-11.8
2012.10. 7 カレンブラックヒル 57.8 良 12.7-10.8-11.0-11.5-11.8-11.8-11.5-11.7-12.2
2001.10. 7 エイシンプレストン 58.3 良 12.7-11.1-11.2-11.7-11.6-11.7-11.8-11.5-12.0
2003.10.12 バランスオブゲーム 58.7 稍 11.9-12.0-11.3-11.6-11.9-11.9-11.5-11.5-12.1
2006.10. 8 ダイワメジャー 58.8 良 12.5-10.9-11.3-12.0-12.1-12.1-11.3-11.0-12.3
2010.10.10 アリゼオ 58.9 稍 12.9-11.2-11.4-11.5-11.9-12.0-11.1-12.1-12.3
ダイワメジャーの年だけ、瞬発力戦の加速ラップになっているのが
おわかりいただけるだろうか。
先ほど毎日王冠の平均ラップの比較にダイワメジャーの年も入れているので
そちらを見るとわかりやすいと思う。
最も異なるのは、後2F目がこの年は11.0と速いのに対し
他の年は速くても11.5である。
これは推定だが、2006年は馬場状態が非常に良く、高速馬場だったのではないかと思う。
それにより、前5Fは速いのだが、上りも速い瞬発力戦になったと思っている。
ここまで説明してくれはもうお分かりの方も多いと思うが
毎日王冠の前5Fが速い時はマイラータイプの馬が好走する。
逆に中距離馬は速いペースについていけずに、脚を無くして負けるのだと思う。
ここでもう一つデータを見ていただく、
天皇賞秋は2000mとしてはメンバーのレベルも高い為、ハイペースになるケースが多い。
2001年以降の(良・稍重)前5Fの平均タイムは59.1である。
これは毎日王冠の59.21よりも早いのである。
では、そんな天皇賞秋で前5Fが速い時の脚質別成績を見てみると
≪天皇賞秋の前5F:59.0以下の傾向≫
◆脚質上り別集計
集計期間:2003.11. 2 ~ 2011.10.30
----------------------------------------------------
脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率
----------------------------------------------------
逃げ 0- 1- 0- 0- 0- 3/ 4 0.0% 25.0% 25.0%
先行 1- 0- 0- 1- 1-11/14 7.1% 7.1% 7.1%
中団 3- 2- 3- 2- 3-20/33 9.1% 15.2% 24.2%
後方 0- 1- 1- 1- 0-14/17 0.0% 5.9% 11.8%
マクリ 0- 0- 0- 0- 0- 0/ 0
----------------------------------------------------
逃げ馬で、唯一2着に入っているのはダイワスカーレットである。
先行馬で勝っているのはダイワメジャー(但し超高速馬場の可能性があるのは、先ほども述べた通り)
先行馬の複勝率7.1%である。
これは、差し・追い込み馬天国と言っていいのではないだろうか。
さて、ご紹介した毎日王冠のデータと天皇賞秋のデータを踏まえ
私は次の仮説を立てた。
毎日王冠の前5Fが速い年はマイラータイプが上位に来やすい。
ここで先行して粘った馬はマイルCSで好走するし
差し・追い込み馬は天皇賞秋で好走しやすい過去の傾向がある。
天皇賞秋は、他の中距離レースより格段にハイペースになりやすいレースである。
中距離馬はそのペースに対応できない馬がいる。
また、前5Fが速いと逃げ・先行馬は相当な能力がないと3着以内に入るのは厳しい。
このハイペースに対応できるのが、ハイペースの毎日王冠を差し・追い込みで上位に来た馬である。
(展開的にも恵まれる)
何故なら、速いペースでも最後に鋭い脚を使える馬でないと、ハイペースの毎日王冠で上位に来れないから。
毎日王冠で粘れた先行馬は、距離延長ともっと厳しいペースになる天皇賞秋では流石にバテてしまう。
この仮説が正しいならば、今年毎日王冠で差しで上位に来た
ジャスタウェイ
タッチミーノット(除外・回避予定)
は非常に有力であるというのが、私の考えだ。
但し、ジャスタウェイも斤量+2kgというリスクもある。
2~3着候補の最有力馬と思っている。
ジャスタウェイから、日記①の1着候補に流せば当たると思っている
今年の天皇賞秋である(笑)
毎日王冠を前5Fのタイム別に分けると以下のようになる。

大体前5F:59.0を境に2分できる。
今年の毎日王冠は前5F:57.8だったので、赤い方の速いカテゴリーに分類される。
速い方に分類されるのは、以下の6回
2007.10. 7 チョウサン 57.5 良
2012.10. 7 カレンブラックヒル 57.8 良
2001.10. 7 エイシンプレストン 58.3 良
2003.10.12 バランスオブゲーム 58.7 稍
2006.10. 8 ダイワメジャー 58.8 良
2010.10.10 アリゼオ 58.9 稍
今年は2番目に早かったことになる。
この速かった年の2010年は稍重で勝ちタイムが遅い為除いた5年の平均と
今年のラップ及びダイワメジャーの年のラップを比較したものを以下に示す。

毎日王冠を見終わった後には、ハイペースで残ったカレンブラックヒルは強いな~と思ったが
前5Fが速い年と比較すると、あまり大したことのないラップであった。
馬場差も自己判断では高速馬場なので、馬場のせいではない。
前半こそ平均をやや上回っているが、後半は上りがかかっている。
何らかのラップを遅くする原因が無ければ平均よりやや落とるラップと言えるかもしれない。
少なくとも、歴代と比較して「凄い」と言えるラップではない。
ダイワメジャーのラップについては、後ほど触れる。
■毎日王冠の前5Fが速かった年の傾向
では、上記に挙げた前5Fが速かった年の毎日王冠と天皇賞秋の結果を見てみる。
【2007年】

この年は前5F:57.5で今年よりも速い。
先行して粘った3着のダイワメジャーが、天皇賞秋では9着(3人)に敗れ、次走マイルCSを勝っている。
2着に追い込んだアグネスアークが入り、その勢いで天皇賞秋でも2着に入っている。
【2010年】

この年は前5F:58.9
先行したエイシンアポロンが2着に粘り、次走天皇賞秋では17着に負けたが、
翌年マイルCSを勝っている。
また出遅れたペルーサが上がり最速で追い込んで5着に入り、その勢いで天皇賞秋も2着に入った。
【2003年】

この年は前5F:58.7
先行したバランスオブゲームが1着も、次走天皇賞秋は不出走で、マイルCSに向かい4着と好走。
追い込んだテンザンセイザが5着に入り、次走天皇賞秋では3着(10人)と穴を開けた。
何だかこの3回、とっても似ていると思いませんか。
【2001年】

この年は前5F:58.3
先行したエイシンプレストンが1着となり、次走はマイルCSに出走し2着
追い込んだロサード、ダイワテキサスが天皇賞秋に出走するも9着と5着。
ここで崩れましたが、この年の天皇賞秋は重馬場で前5F:62.2という超スローだった。
最後に、2006年のダイワメジャーが勝った年だが、
この年はそのままダイワメジャーが天皇賞秋も1着となっている。
しかし、これは前5Fが速い年の中で2006年だけが異質の年だったからだと思っている。
上記5年のラップを比較すと
2007.10. 7 チョウサン 57.5 良 12.9-10.6-10.9-11.5-11.6-11.9-11.4-11.6-11.8
2012.10. 7 カレンブラックヒル 57.8 良 12.7-10.8-11.0-11.5-11.8-11.8-11.5-11.7-12.2
2001.10. 7 エイシンプレストン 58.3 良 12.7-11.1-11.2-11.7-11.6-11.7-11.8-11.5-12.0
2003.10.12 バランスオブゲーム 58.7 稍 11.9-12.0-11.3-11.6-11.9-11.9-11.5-11.5-12.1
2006.10. 8 ダイワメジャー 58.8 良 12.5-10.9-11.3-12.0-12.1-12.1-11.3-11.0-12.3
2010.10.10 アリゼオ 58.9 稍 12.9-11.2-11.4-11.5-11.9-12.0-11.1-12.1-12.3
ダイワメジャーの年だけ、瞬発力戦の加速ラップになっているのが
おわかりいただけるだろうか。
先ほど毎日王冠の平均ラップの比較にダイワメジャーの年も入れているので
そちらを見るとわかりやすいと思う。
最も異なるのは、後2F目がこの年は11.0と速いのに対し
他の年は速くても11.5である。
これは推定だが、2006年は馬場状態が非常に良く、高速馬場だったのではないかと思う。
それにより、前5Fは速いのだが、上りも速い瞬発力戦になったと思っている。
ここまで説明してくれはもうお分かりの方も多いと思うが
毎日王冠の前5Fが速い時はマイラータイプの馬が好走する。
逆に中距離馬は速いペースについていけずに、脚を無くして負けるのだと思う。
ここでもう一つデータを見ていただく、
天皇賞秋は2000mとしてはメンバーのレベルも高い為、ハイペースになるケースが多い。
2001年以降の(良・稍重)前5Fの平均タイムは59.1である。
これは毎日王冠の59.21よりも早いのである。
では、そんな天皇賞秋で前5Fが速い時の脚質別成績を見てみると
≪天皇賞秋の前5F:59.0以下の傾向≫
◆脚質上り別集計
集計期間:2003.11. 2 ~ 2011.10.30
----------------------------------------------------
脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率
----------------------------------------------------
逃げ 0- 1- 0- 0- 0- 3/ 4 0.0% 25.0% 25.0%
先行 1- 0- 0- 1- 1-11/14 7.1% 7.1% 7.1%
中団 3- 2- 3- 2- 3-20/33 9.1% 15.2% 24.2%
後方 0- 1- 1- 1- 0-14/17 0.0% 5.9% 11.8%
マクリ 0- 0- 0- 0- 0- 0/ 0
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逃げ馬で、唯一2着に入っているのはダイワスカーレットである。
先行馬で勝っているのはダイワメジャー(但し超高速馬場の可能性があるのは、先ほども述べた通り)
先行馬の複勝率7.1%である。
これは、差し・追い込み馬天国と言っていいのではないだろうか。
さて、ご紹介した毎日王冠のデータと天皇賞秋のデータを踏まえ
私は次の仮説を立てた。
毎日王冠の前5Fが速い年はマイラータイプが上位に来やすい。
ここで先行して粘った馬はマイルCSで好走するし
差し・追い込み馬は天皇賞秋で好走しやすい過去の傾向がある。
天皇賞秋は、他の中距離レースより格段にハイペースになりやすいレースである。
中距離馬はそのペースに対応できない馬がいる。
また、前5Fが速いと逃げ・先行馬は相当な能力がないと3着以内に入るのは厳しい。
このハイペースに対応できるのが、ハイペースの毎日王冠を差し・追い込みで上位に来た馬である。
(展開的にも恵まれる)
何故なら、速いペースでも最後に鋭い脚を使える馬でないと、ハイペースの毎日王冠で上位に来れないから。
毎日王冠で粘れた先行馬は、距離延長ともっと厳しいペースになる天皇賞秋では流石にバテてしまう。
この仮説が正しいならば、今年毎日王冠で差しで上位に来た
ジャスタウェイ
タッチミーノット(除外・回避予定)
は非常に有力であるというのが、私の考えだ。
但し、ジャスタウェイも斤量+2kgというリスクもある。
2~3着候補の最有力馬と思っている。
ジャスタウェイから、日記①の1着候補に流せば当たると思っている
今年の天皇賞秋である(笑)
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コメントの投稿
そういえばシルポのペースに続いたのはグランプリ→カレン→リアルとみんなマイルG1勝ち馬ですね。
外さん
天皇賞秋って昔から東京1600好走馬がよく活躍してますし
マイルを得意とする馬向きのペースになる年があるんだと思います。
ウオッカ、ディープスカイ、ダンスインザムード、ツルマルボーイ、アグネスデジタル
等みんな東京1600mG1好走(差しタイプ)馬ですね。
マイルを得意とする馬向きのペースになる年があるんだと思います。
ウオッカ、ディープスカイ、ダンスインザムード、ツルマルボーイ、アグネスデジタル
等みんな東京1600mG1好走(差しタイプ)馬ですね。
御礼
まずはブログの紹介、有難うございました。
賭神さんにとっては、やや物足りない内容になっている
かと思われますが、こうして取り上げて頂き、恐縮です。
さて、カレンブラックヒルですが、私も前走ブッタギリと
してやられましたので、今回こそそのリベンジをしたいと
考えております。
この後、ラップ面を中心にその他もろもろも考えてみたいと
思います。
それでは失礼します。
賭神さんにとっては、やや物足りない内容になっている
かと思われますが、こうして取り上げて頂き、恐縮です。
さて、カレンブラックヒルですが、私も前走ブッタギリと
してやられましたので、今回こそそのリベンジをしたいと
考えております。
この後、ラップ面を中心にその他もろもろも考えてみたいと
思います。
それでは失礼します。