第66回神戸新聞杯(注目馬)
昨年は珍しく3連単を買って的中させたこのレース。
昨年の記事を紹介しておきます。
第65回神戸新聞杯(好走馬の条件)
第65回神戸新聞杯(予想)
この中で紹介している5つの条件は
A ダービー最先着馬(5着以内)
B 3歳G1 3着以内馬
C 3歳春芝1800m以上G2 4着以内馬(0.3秒差以内)
D 5月以降に500万を勝った上がり馬
E 6月7月に1000万または1600万を勝った馬
その結果が
◆印4別集計
集計期間:2007. 9.23 ~ 2017. 9.24
------------------------------------------------
印4 着別度数 勝率 連対率 複勝率
------------------------------------------------
A 7- 4- 0- 0- 0- 0/11 63.6% 100.0% 100.0%
B 1- 2- 3- 2- 0- 5/13 7.7% 23.1% 46.2%
C 1- 1- 3- 0- 7-18/30 3.3% 6.7% 16.7%
D 0- 3- 4- 2- 1-32/42 0.0% 7.1% 16.7%
E 1- 1- 0- 2- 1- 4/ 9 11.1% 22.2% 22.2%
------------------------------------------------
そして昨年データに該当しなかったのですがサトノアーサーを評価して馬券に組み込んだ理由が
=======================================昨年の記事の引用
前回の記事でダービー最先着馬(5着以内)が必ず2着以内に入っていることを説明しました。
ならば、レイデオロは1着か2着と想定して予想をしたいと思います。
まず、過去の上記タイプ(Aタイプ)を見ると
■Aタイプで1着になった馬
サトノダイヤモンド ダービー2着馬(上り4位)
ワンアンドオンリー ダービー1着馬(上り2位)
エピファネイア ダービー2着馬(上り3位)
ゴールドシップ ダービー5着馬(上り1位)
オルフェーヴル ダービー1着馬(上り2位)
ディープスカイ ダービー1着馬(上り1位)
基本はダービー2着以内で、末脚のしっかりした馬という事になります。
■Aタイプで2着になった馬
リアルスティール ダービー4着馬(上り6位)
エイシンフラッシュ ダービー1着馬(上り1位)
リーチザクラウン ダービー2着馬(不良馬場、上り7位)
アサクサキングス ダービー2着馬(上り16位)
ダービー1着だったのはエイシンフラッシュのみで、その他は2着以下です。
また上り順位も遅く、先行して粘った馬が目立ちます。
エイシンフラッシュが負けた年の1着はローズキングダムで、ダービー2着(0秒差)で上り2位の馬です。
ほぼ同能力を持った馬がいたので、展開のあやで着順が入れ替わったと考えてよいでしょう。
今年はそれに該当するような馬はいません。
その他も見てみると
・リアルスティールの年
リアファル 7月に中京芝2000m1600万勝ち →春のG1戦線には間に合わないが、早い時期に1600万を勝った
・リーチザクラウン
イコピコ 白百合S1着>ラジオNIKKEI賞4着 →春のG1戦線には間に合わないが、早い時期に3歳OPを勝った
・アサクサキングス
ドリームジャーニー ダービー5着(上り2位)
つまりダービー最先着馬が2着に負けた時の、1着馬になるパターンは2つあって
①ダービーで上り2位以内
②春のG1戦線に不出走で7月までに上級クラスを勝つ
のパターンです。
今年はレイデオロがマクリをしたので、上り8位です。
まくったので順位が遅いのはやむ無しですが皐月賞も上り2位でそれ以外は全て上り1位なので
決して末脚の無い馬ではありません。
仮に2着に負けるとすると、上記のパターンに当てはまるのは
① サトノアーサー(上り2位)、カデナ(上り3位)
② 敢えて言えばキセキ(8月に1000万勝ち)
今年の春のトライアル重賞でどのレースが一番ハイレベルだったかを考えると
毎日杯になります。
<毎日杯>
1着アルアイン →皐月賞1着
2着サトノアーサー →ダービー10着
3着キセキ →500万1着→1000万1着
4着プラチナムバレット →500万1着→京都新聞杯1着
5着トラスト
6着クリアザトラック →1000万1着→ラジオNIKKEI賞4着
7着ガンサリュート
8着テイエムヒッタマゲ
こうしてみると、キセキの500万>1000万連勝は全く不思議の無い当たり前の実績です。
このレースで追い込んで2-3着のサトノアーサーとキセキですが
内をついてショートカットのキセキと外を回したサトノアーサーでは、後者が少し上に思えます。
========================================
となります。
今年は
◆Aタイプ
ワグネリアン ダービー1着(上り6位)
◆Bタイプ
エポカドーロ ダービー2着(上り11位)
◆Cタイプ
ゴーフォザサミット
エタリオウ
ステイフーリッシュ
アドマイヤアルバ
◆Dタイプ
無し
◆Eタイプ
無し
となります。
まず、連対率100%のAタイプ ワグネリアンですが
これは過去の傾向から2着になるタイプ型の馬です。
この場合の1着になるタイプに該当するのは
ダービーで上り1位のアドマイヤアルバか上り2位のエタリオウになりますが
この2頭の比較なら断然エタリオウだと思います。
そもそも今年のダービーを振り返ると
6着のダノンプレミアムまで0.2秒差の差の無いレースで
9着のアドマイヤアルバまで0.5秒差です。
これは稀に見る僅差の争いで、過去10年でも最も着差の少ないダービーです。
これは能力差が少ないことも考えられますが、もう一つ前残りの負荷の少ないレースだった事が考えられます。
実際に位置取りと上り順位のグラフを作ると

差し馬が中団までしか届いていない、前残りのレースだった事がわかります。
この中で光るのが上り2位で4着のエタリオウではないでしょうか。
ちなみに神戸新聞杯で、前走ダービー上り2位以内の馬の成績は
◆前走脚質別集計
前走レース名:東京優駿G1
集計期間:2007. 9.23 ~ 2017. 9.24
------------------------------------------------------
前走脚質 着別度数 勝率 連対率 複勝率
------------------------------------------------------
3F 1位 2- 2- 0- 0- 0- 0/ 4 50.0% 100.0% 100.0%
3F 2位 4- 1- 1- 0- 0- 1/ 7 57.1% 71.4% 85.7%
3F 3位 1- 0- 0- 1- 0- 3/ 5 20.0% 20.0% 20.0%
3F ~5位 1- 0- 0- 1- 0- 3/ 5 20.0% 20.0% 20.0%
3F 6位~ 1- 3- 3- 2- 5-15/29 3.4% 13.8% 24.1%
指 1~ 2位 6- 3- 1- 0- 0- 1/11 54.5% 81.8% 90.9%
------------------------------------------------------
ちなみに前走ダービーで上り3位以内だった馬の
ダービーでの位置取りを見ると

こうしてみると、後ろ過ぎる位置から上り3位以内を記録した馬は
信頼性に欠けることがわかります。
この点でアドマイヤアルバは厳しいです。
恐らく1着の確率が最も高いのは
エタリオウ
2着はワグネリアン
だと考えています。
昨年の記事を紹介しておきます。
第65回神戸新聞杯(好走馬の条件)
第65回神戸新聞杯(予想)
この中で紹介している5つの条件は
A ダービー最先着馬(5着以内)
B 3歳G1 3着以内馬
C 3歳春芝1800m以上G2 4着以内馬(0.3秒差以内)
D 5月以降に500万を勝った上がり馬
E 6月7月に1000万または1600万を勝った馬
その結果が
◆印4別集計
集計期間:2007. 9.23 ~ 2017. 9.24
------------------------------------------------
印4 着別度数 勝率 連対率 複勝率
------------------------------------------------
A 7- 4- 0- 0- 0- 0/11 63.6% 100.0% 100.0%
B 1- 2- 3- 2- 0- 5/13 7.7% 23.1% 46.2%
C 1- 1- 3- 0- 7-18/30 3.3% 6.7% 16.7%
D 0- 3- 4- 2- 1-32/42 0.0% 7.1% 16.7%
E 1- 1- 0- 2- 1- 4/ 9 11.1% 22.2% 22.2%
------------------------------------------------
そして昨年データに該当しなかったのですがサトノアーサーを評価して馬券に組み込んだ理由が
=======================================昨年の記事の引用
前回の記事でダービー最先着馬(5着以内)が必ず2着以内に入っていることを説明しました。
ならば、レイデオロは1着か2着と想定して予想をしたいと思います。
まず、過去の上記タイプ(Aタイプ)を見ると
■Aタイプで1着になった馬
サトノダイヤモンド ダービー2着馬(上り4位)
ワンアンドオンリー ダービー1着馬(上り2位)
エピファネイア ダービー2着馬(上り3位)
ゴールドシップ ダービー5着馬(上り1位)
オルフェーヴル ダービー1着馬(上り2位)
ディープスカイ ダービー1着馬(上り1位)
基本はダービー2着以内で、末脚のしっかりした馬という事になります。
■Aタイプで2着になった馬
リアルスティール ダービー4着馬(上り6位)
エイシンフラッシュ ダービー1着馬(上り1位)
リーチザクラウン ダービー2着馬(不良馬場、上り7位)
アサクサキングス ダービー2着馬(上り16位)
ダービー1着だったのはエイシンフラッシュのみで、その他は2着以下です。
また上り順位も遅く、先行して粘った馬が目立ちます。
エイシンフラッシュが負けた年の1着はローズキングダムで、ダービー2着(0秒差)で上り2位の馬です。
ほぼ同能力を持った馬がいたので、展開のあやで着順が入れ替わったと考えてよいでしょう。
今年はそれに該当するような馬はいません。
その他も見てみると
・リアルスティールの年
リアファル 7月に中京芝2000m1600万勝ち →春のG1戦線には間に合わないが、早い時期に1600万を勝った
・リーチザクラウン
イコピコ 白百合S1着>ラジオNIKKEI賞4着 →春のG1戦線には間に合わないが、早い時期に3歳OPを勝った
・アサクサキングス
ドリームジャーニー ダービー5着(上り2位)
つまりダービー最先着馬が2着に負けた時の、1着馬になるパターンは2つあって
①ダービーで上り2位以内
②春のG1戦線に不出走で7月までに上級クラスを勝つ
のパターンです。
今年はレイデオロがマクリをしたので、上り8位です。
まくったので順位が遅いのはやむ無しですが皐月賞も上り2位でそれ以外は全て上り1位なので
決して末脚の無い馬ではありません。
仮に2着に負けるとすると、上記のパターンに当てはまるのは
① サトノアーサー(上り2位)、カデナ(上り3位)
② 敢えて言えばキセキ(8月に1000万勝ち)
今年の春のトライアル重賞でどのレースが一番ハイレベルだったかを考えると
毎日杯になります。
<毎日杯>
1着アルアイン →皐月賞1着
2着サトノアーサー →ダービー10着
3着キセキ →500万1着→1000万1着
4着プラチナムバレット →500万1着→京都新聞杯1着
5着トラスト
6着クリアザトラック →1000万1着→ラジオNIKKEI賞4着
7着ガンサリュート
8着テイエムヒッタマゲ
こうしてみると、キセキの500万>1000万連勝は全く不思議の無い当たり前の実績です。
このレースで追い込んで2-3着のサトノアーサーとキセキですが
内をついてショートカットのキセキと外を回したサトノアーサーでは、後者が少し上に思えます。
========================================
となります。
今年は
◆Aタイプ
ワグネリアン ダービー1着(上り6位)
◆Bタイプ
エポカドーロ ダービー2着(上り11位)
◆Cタイプ
ゴーフォザサミット
エタリオウ
ステイフーリッシュ
アドマイヤアルバ
◆Dタイプ
無し
◆Eタイプ
無し
となります。
まず、連対率100%のAタイプ ワグネリアンですが
これは過去の傾向から2着になるタイプ型の馬です。
この場合の1着になるタイプに該当するのは
ダービーで上り1位のアドマイヤアルバか上り2位のエタリオウになりますが
この2頭の比較なら断然エタリオウだと思います。
そもそも今年のダービーを振り返ると
6着のダノンプレミアムまで0.2秒差の差の無いレースで
9着のアドマイヤアルバまで0.5秒差です。
これは稀に見る僅差の争いで、過去10年でも最も着差の少ないダービーです。
これは能力差が少ないことも考えられますが、もう一つ前残りの負荷の少ないレースだった事が考えられます。
実際に位置取りと上り順位のグラフを作ると

差し馬が中団までしか届いていない、前残りのレースだった事がわかります。
この中で光るのが上り2位で4着のエタリオウではないでしょうか。
ちなみに神戸新聞杯で、前走ダービー上り2位以内の馬の成績は
◆前走脚質別集計
前走レース名:東京優駿G1
集計期間:2007. 9.23 ~ 2017. 9.24
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前走脚質 着別度数 勝率 連対率 複勝率
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3F 1位 2- 2- 0- 0- 0- 0/ 4 50.0% 100.0% 100.0%
3F 2位 4- 1- 1- 0- 0- 1/ 7 57.1% 71.4% 85.7%
3F 3位 1- 0- 0- 1- 0- 3/ 5 20.0% 20.0% 20.0%
3F ~5位 1- 0- 0- 1- 0- 3/ 5 20.0% 20.0% 20.0%
3F 6位~ 1- 3- 3- 2- 5-15/29 3.4% 13.8% 24.1%
指 1~ 2位 6- 3- 1- 0- 0- 1/11 54.5% 81.8% 90.9%
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ちなみに前走ダービーで上り3位以内だった馬の
ダービーでの位置取りを見ると

こうしてみると、後ろ過ぎる位置から上り3位以内を記録した馬は
信頼性に欠けることがわかります。
この点でアドマイヤアルバは厳しいです。
恐らく1着の確率が最も高いのは
エタリオウ
2着はワグネリアン
だと考えています。
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