第38回新潟2歳S(予想)
正直に申し上げれば2012年のザラストロが勝った年以降、不的中の相性の良くないレースです。
単純にレースラップ分析だけでは的中させるのが難しいレースです。
それでも関屋記念の予想の際に書きましたが
「新潟芝1600m外コースはスピードが重要」という事を意識すると
的中に近づけるのではないかと考えています。
「スピード」を何で計るかと申しますと
①上りの速さ
②持ちタイムの速さ
という2つがあるかと思います。
取りあえず、過去4年分を上記2つのキーワードで、次の条件で調べました。
① 後1F:11.5以下のレースで上り3位以内を記録した実績
② 芝1200m~芝1800mまで各コースの毎の2歳戦の平均タイムより、速い持ちタイムを持っている馬

①②の条件で、少なくとも1-2着は拾えています。
この条件で今年を分析すると

条件的に該当するのは
エルモンストロ
エイシンゾーン
ケイデンスコール
ジョディー
そこに重馬場でデータには該当しなかったものの
同レースの2-5着馬が次走好走しているアンブロークンを加えた5頭の争いと考えます。
まず、1番人気が予想されるケイデンスコールですが
前走未勝利戦のラップを新潟2歳Sの平均ラップと比較すると

正直、ちょっと足りない感じです。
もちろん3戦目で更にパフォーマンス上げてくる可能性はあるのですが
絶対的な信頼感は無いと感じます。
エルモンストロとエイシンゾーンの中京芝1600m組ですが

まず、エルモンストロの新馬戦は(59.7-35.2)1.34.9
エイシンゾーン2着の中京2歳Sは(59.5-35.2)1.34.7
です。馬場差があるとは言え、ほぼ同じパフォーマンスです。
ラップでは緩急が少ないエルモンストロのレースがタイムが出やすかったとは言え
新馬戦でOP特別並みのパフォーマンスは凄いんじゃないかと。
そしてエイシンゾーンなんですが、新馬戦は何度もかかって御幸騎手が無理やり抑え込むちぐはぐなレースで
勝っています。(普通なら惨敗してもおかしくない感じ)
2戦目でタイムが殆ど変わらないんですよね。
ハイペースで失速した感じですが、パフォーマンスを落とした感じも見受けられます。
アンブロークンは芝1800mからなのでエルモンストロが作る速い流れについていけるかどうかが不安点ですね。
ジョディーのレースラップは

早めのロングスパートなのに、最後まで失速してません。
2着のウインゼノビアは次走未勝利戦を-0.5秒差で楽勝して、続けてクローバー賞も勝っています。
【予想】
◎ エイシンゾーン
○ ジョディー
▲ エルモンストロ
△ ケイデンスコール
△ アンブロークン
基本的に
・決め手のある馬>持ちタイムの速い馬
・逃げ馬<差し馬
・キャリア1戦馬<OP戦経験馬
という感じで、印を付けました。
この5頭から1-3着が出ると思うんですけどね~。
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