第79回優駿牝馬(距離延長について)
私は馬体も見れないし、血統もそれほど詳しくないので
あくまでも個人的な見解です。
私の予想の基本の一つに
○あるレースをハイペースで勝ったら距離短縮向き
○あるレースをスローペースで勝ったら距離延長向き
というのがあります。
これは主観ではなく、統計データ的にもはっきりとその傾向が出ています。
その観点から申し上げるなら
■アーモンドアイ
はっきりとスローと言えるレースは未勝利戦です。
能力が高いので、-0.6秒差で楽勝してますが
2-4着の次走は6着、14着、8着とお世辞にもレベルの高いメンバーとは言えず
これで距離延長が大丈夫とは言いにくいレースです。
シンザン記念も中緩みレースですが、2-4着の次走が12着、7着、6着とこれまた低レベルなメンバー戦で
判断が難しいです。
桜花賞はレコード決着でハイペース戦でした。
これを楽勝したので、逆にマイラーあるいはスプリンターの可能性も捨てきれません。
能力が1枚抜けているから、3歳春なら距離もあまり関係ないと考えることもできますが
一つ気になるデータを紹介すると
過去桜花賞を-0.3秒以上離して楽勝した馬
アーモンドアイ
レッツゴードンキ オークス10着
ダンスインザムード オークス4着(単勝1.4倍)
テイエムオーシャン オークス3着(単勝1.8倍)
キョウエイマーチ オークス11着(単勝2.2)
ニシノフラワー オークス7着(単勝3.0倍)
超スローの展開で逃げ残りしたレッツゴードンキを除き、何れもオークスで1番人気でしかも3頭は単勝2.2倍以下の圧倒的な1番人気で2着以内の馬は1頭もいません。
マイルであまりにも鮮やかに勝ちすぎると、距離延長に対応できないケースが想定されます。
もちろんアーモンドアイも消せるとは言いませんが、絶対的に安心できる軸馬とも私は言えない気がします。
■ラッキーライラック
■リリーノーブル
■マウレア
この3頭は阪神JF>チューリップ賞>桜花賞と王道パターンを走っているので
割とイメージしやすいのですが
一番危険なのはリリーノーブルだと思います。
ハイペースの桜花賞でパフォーマンスを上げて、スローだったチューリップ賞でパフォーマンスを落としてます。
昨年のリスグラシュー(桜花賞2着→オークス5着)と非常にイメージが重なります。
マウレアはハイペースのクイーンCで惨敗して、チューリップ賞で巻き返しているので距離延長した方が良い気がします。
ラッキーライラックも距離延長はあまり問題ない感じがします。
■トーセンブレス
個人的にはフラワーCより、桜花賞でパフォーマンスを落としたと思うんですよね。
ハイペースで脚を無くした感が強いので、距離は伸びた方がいいんじゃないかと思っています。
5頭挙げた中で一番買いたくないのはリリーノーブルです。
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