第57回京成杯(予想)
大混戦と言っていい京成杯。
新潟2歳S以来の休み明けイブキが3番人気だという点にも現れている。
果たして栄冠を手にするのはどの馬か。
前の記事で京成杯は基本、前走中山芝2000mか阪神芝2000m組が優秀であることは述べた通り。
軸馬もこの中から選ぶのが王道だと思われる。
しかし今回混戦に拍車がかかっているのが、どうも一見その中に強そうな馬がいそうに見えない点。
G2のホープフルSは、最内の経済コースを通ったマイネルスフェーンが再先着でその前の戦歴も芳しくない。
かと言って葉牡丹賞のコマノインパルスは前走でレイデオロに並ぶべく間もなく差し切られ圧倒的な力差を見せつけられた馬
どっちも頼りない。
阪神芝2000m組は1頭しかおらず、スローで展開に恵まれたにも関わらず5着の馬で、差し有利な中山芝2000mでは買いにくい。
となるとやはり葉牡丹賞かホープフルに軸にできそうな馬がいるのではないかとじっくりと検討してみる。
■ラップの比較

上記は、昨年の葉牡丹賞とホープフルSのラップ及び京成杯の05年以降の良馬場ラップを比較したものである。
単純にホープフルSがかなりのハイペースだった事がわかると思う。
もっとも先行馬が皆潰れたので、皆さんもその程度はご存知だと思う。
ちなみに馬場差は自己計算で1秒程度葉牡丹賞の日が速いと推定している。
どっちのレースがよりレベルが高いかと聞かれたら、微妙だがわずかに葉牡丹賞かなと判断している。
ペースが全く違うので比較が大変難しい。
いろいろ熟考した結果
本命はベストリゾートにしたいと思う。
理由はハービンジャー産駒で外を回しての4着だからと言えばが怒られるだろうかw
まあ、そう単純な話でもなく、それなりに理由はきちんとある。
葉牡丹賞もホープフルSも勝った馬はレイデオロである。
では、レイデオロに一番肉薄した馬はどの馬かと聞かれたらどう答えるだろうか。
あっさり差された0.2秒差コマノインパルスなのか
直線不利があった0.8秒差アサギリジョーなのか
内で楽して0.2秒差マイネルスフェーンなのか
後方から追い込んで0.5秒差ベストリゾートなのか
私はベストリゾートだと考えている。
何故なら同じような位置から更に外を回して0.5秒差だからである。
まず、中山芝2000mが中団からの差しが有利なので、前回記事のデータで示した通り。
では、追い込み馬はどうなのだろうか。
実は中山芝2000mがハイペースだと追い込み馬は不利というデータがある。
<ホープフルSを3角9番手以下で2着以内の馬> ※PCI3:54以下
------------------------------------------------
日付 開催 R レース名 馬名S
------------------------------------------------
161225 5中9 9R ホープフG2 レイデオロ
161225 5中9 9R ホープフG2 マイネルスフェーン
161225 5中9 9R ホープフG2 グローブシアター
131222 5中8 7R ホープフ ベルキャニオン →共同通信杯2着
131222 5中8 7R ホープフ クラリティシチー →スプリングS3着
061224 5中8 6R ホープフ ニュービギニング →共同通信杯4着、毎日杯3着
061224 5中8 6R ホープフ サンツェッペリン →京成杯1着、皐月賞2着
------------------------------------------------
恐らく、前との着差を詰めるポイントが無いからだと思われる。
もう時間が無くなってきたw
ようは、レイデオロはきつい展開だったので、葉牡丹賞よりパフォーマンスを落としたんだと思ってます。
それより不利のあったベストリゾートを評価したいなと。
【予想】
◎ベストリゾート
○コマノインパルス
▲アサギリジョー
△イブキ
△サーベラージュ
スポンサーサイト