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第17回チャンピオンズカップ(アウォーディー本命の人は読まない方が良い記事)

いつも「拍手」を押していただいている方ありがとうございます。
大体同じ数なので、同じ方に押していただいているんでしょうか。
励みになります。


まあ、あんなタイトルを付けるとアウォーディー本命の方ほど読みたくなるんでしょうけどね。

チャンピオンズC(前身のジャパンカップD)は
基本的に毎年前走JBC組が人気を集めます。
今年も恐らく5番人気以内に3頭くらい入ると思われます。

昨年何故サンビスタが勝ったのかというテーマの記事を書きましたが
その理由は中京D1800mが瞬発力を問われる速い上りが求めらえるレースと仮定しています。
結果、地方の時計のかかる馬場で結果を残した馬が好走できなかったというものでした。

しかしこの考え方が正しいなら、毎年地方からの参戦馬は苦戦しているはずですよね。
そこで調べてみました。

下表は2008年以降、阪神D1800m時代も含めて、前走JBCやその他地方組が何頭参戦し
どのくらい人気を集め、結果3着以内に何頭入ったのかをまとめたものです。
CC04.jpg

<2015年>
前走地方組は8頭参戦し、1・2・5番人気を集めて、結果地方組で3着以内に入ったのは12番人気の牝馬でした。

<2014年>
前走地方組は7頭参戦し、1・2・5番人気を集めて、結果地方組で3着以内に入ったのは1頭だけでした。

<2013年>
前走地方組は8頭参戦し、1・5・6番人気を集めて、結果地方組で3着以内に入ったのは2頭いますが、1番人気だった馬は3着です。

という風に各年を見ていくならば、思ったほどいわゆる王道路線のJBC組は馬券になっていないと思いませんか?
8年間で平均1頭程度しか馬券になっていませんが、1番人気は6回、2番人気も6回獲得しています。
はっきり申し上げるなら、前走地方好走組は人気を裏切っていると言っても過言ではないでしょう。

それに昨年のサンビスタも、中央のG1ではフェブラリーも含め牡馬と互角に戦っていた馬が
地方では牝馬限定戦でも取りこぼしが目立っていました。
一昨年も3着に入ったローマンレジェンドは、地方と中央を成績を比較するなら
断然中央の成績が良かったタイプの馬です。

素直に考えるならば、地方(時計のかかる馬場で)で実績を挙げている馬は嫌い
中央開催のダート成績が良い馬を狙うのがチャンピオンズCの正しい狙い方ではないでしょうか。

そう考えると今年のフェブラリーで好走したアスカノロマンやノンコノユメ等が地方でイマイチな理由も氷解しませんかね。

長らくダート界はトップが固定された状態でしたが、さすがに加齢による衰えが出てきて
アウォーディーに取って代わられました。
但し、長らくコパノリッキーやホッコータルマエが活躍できたのも(時計の遅い・上りの遅い)地方競馬での奮闘があったのでそう見えただけかもしれません。
実際に時計の速く上りの速い中央のダートG1では

■コパノリッキー
 16年 フェブラリー 7着
 15年 チャンピオンズC 7着
 15年 フェブラリー 1着

■ホッコータルマエ
 16年 フェブラリー 不出走
 15年 チャンピオンズC 5着
 15年 フェブラリー 府出走

地方ほどの活躍はできていません。

今回は地方好走組を嫌って、中央の新興勢力を狙ってみるのも面白いかもですね。



なんて私の妄想ですので、アウォーディー本命の方は気にしないでください。
明日以降アウォーディーは危険とかJBC組は買わないとか、あちこちで散見されないことを祈ります。


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