第60回有馬記念(本命馬)


本命馬について説明をしておきます。


本命予定馬はキタサンブラックです。

この馬については先日菊花賞で上がり2位以内で勝った馬は強い馬が多い事を説明しました。
第60回有馬記念(菊花賞)

これを少し視点を変えてデータを切り取ります。
まず、菊花賞>JC>有馬記念というローテは死のローテになります。
菊花賞3着以内馬がJCに出走後、有馬記念に出走した場合の成績は
◆レース名別集計
本レースより後の1走/レース名:JCG1・本レースより後の1走
集計期間:1991.12.22 ~ 2012. 2.12
ソート:着別度数順
----------------------------------------------------------
レース名 着別度数 勝率 連対率 複勝率
----------------------------------------------------------
有馬記念G1 0- 0- 0- 1- 1- 3/ 5 0.0% 0.0% 0.0%
----------------------------------------------------------
3着以内は0頭です。

負けた馬は次の馬です。
ドリームパスポート
デルタブルース
ザッツザプレンティ
ウイニングチケット
フジヤマケンザン


次に、菊花賞1着から有馬記念に直行ローテを取った馬を見てみます。
◆レース名別集計
本レースより後の1走
集計期間:1992.12.27 ~ 2015. 6.28
ソート:着別度数順
------------------------------------------------------------------------
レース名 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
------------------------------------------------------------------------
有馬記念G1 5- 2- 0- 1- 0- 5/13 38.5% 53.8% 53.8% 201 102
------------------------------------------------------------------------
まあ、まずますの成績ですが、完全には信頼できませんよね。

では、この時の菊花賞の位置取りと上がり順位別の成績を見てみます。
◆前走脚質別集計
本レースより後の1走/レース名:有馬記念G1
集計期間:1992.12.27 ~ 2012.12.23
------------------------------------------------------
前走脚質 着別度数 勝率 連対率 複勝率
------------------------------------------------------
平地・逃げ 0- 0- 0- 1- 0- 0/ 1 0.0% 0.0% 0.0%
平地・先行 2- 1- 0- 0- 0- 2/ 5 40.0% 60.0% 60.0%
平地・中団 2- 1- 0- 0- 0- 1/ 4 50.0% 75.0% 75.0%
平地・後方 0- 0- 0- 0- 0- 0/ 0
------------------------------------------------------
基本、位置取りが後の方が好成績です。

◆前走脚質別集計
本レースより後の1走/レース名:有馬記念G1
集計期間:1992.12.27 ~ 2012.12.23
------------------------------------------------------
前走脚質 着別度数 勝率 連対率 複勝率
------------------------------------------------------
3F 1位 2- 2- 0- 0- 0- 0/ 4 50.0% 100.0% 100.0%
3F 2位 2- 0- 0- 0- 0- 1/ 3 66.7% 66.7% 66.7%
3F 3位 1- 0- 0- 0- 0- 1/ 2 50.0% 50.0% 50.0%
3F ~5位 0- 0- 0- 0- 0- 0/ 0
3F 6位~ 0- 0- 0- 1- 0- 0/ 1 0.0% 0.0% 0.0%
------------------------------------------------------
上りが速いほど好成績です。

キタサンブラックは中団の上がり1位に属します。



まあ、26年分のデータとはいえ、これも相手あっての事
相手が強い、または3歳馬のレベルが低いなら通用しない可能性があります。

まず、今年の菊花賞ですが2001年以降の良馬場で行われた14回の菊花賞では6番目に速く、後1F:11.6は1位タイです。
近年京都コースは高速化が進んでいるので、単純に比較はできないのですが
一昨年が3.01.1だった事を思えばスローです。

参考までに菊花賞が3.03.0以上のタイムだった年の脚質別成績を見れば
◆脚質上り別集計
集計期間:2001.10.21 ~ 2015.10.25
-------------------------------------------------------------
脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率
-------------------------------------------------------------
平地・逃げ 0- 1- 0- 1- 2- 8/ 12 0.0% 8.3% 8.3%
平地・先行 6- 1- 7- 1- 0- 21/ 36 16.7% 19.4% 38.9%
平地・中団 3- 7- 2- 7- 6- 50/ 75 4.0% 13.3% 16.0%
平地・後方 0- 1- 1- 1- 2- 44/ 49 0.0% 2.0% 4.1%
平地・マクリ 1- 0- 0- 0- 0- 1/ 2 50.0% 50.0% 50.0%
-------------------------------------------------------------
先行馬有利だという事がわかります。

これを中団から差して勝った馬はキタサン以外だとディープとマンカフェです。
今年は団子状態で、内を上手くすくったのは事実ですが
相当勝ちにくい位置から上がり1位で勝ったのは紛れもない事実です。


少なくとも内ラチぴったりで展開に恵まれた勝利というのは間違いだと思います。


次に、古馬との対戦ですが
これは1990年以降の古馬のレベルを数値化しました。
どう数値化したかはお見せできませんが、重賞勝利数とかそんな感じのものです。

そして今年ははっきりと古馬のレベルが低いです。
26年間で古馬のレベルが低いと思われる年が昨年まで8回ありました。
その8回中、7回は3歳馬が2着以内に入ってます。
唯一の例外は08年のダイワスカーレットが勝った年で、これは3歳のレベルも低すぎました。
出走していたのがフローテーションとベンチャーナインです。
これでは2着以内に入れないのも無理はないかなと

その意味で今年は3歳馬が2着以内に限りなく入りやすい年だと思っています。
今年は3頭いるのですが、ルージュバックは先ほどの記事でエ女王杯のレベルに疑問があります。
(だから絶対に来ないと言えませんが)

リアファルも戦績を見ると底を見せずに不気味ですが
菊花賞自体が逃げ・先行馬の距離延長で好成績を残して来たパターンで、今回距離短縮の逆パターンになります。


また、昨年公開した
第59回有馬記念(予想)
の記事中のデータに該当するのが
------------------------------------------------
日付 開催 R レース名 馬名S
------------------------------------------------
151115 5京4 11R エリザベG1 マリアライト
151101 4東9 11R 天皇賞秋G1 ラブリーデイ
150921 4中5 11R セントラG2 キタサンブラック
150628 3阪8 11R 宝塚記念G1 ラブリーデイ
150215 2京6 11R 京都記念G2 ラブリーデイ
141206 4名1 11R 金鯱賞G2 ラストインパクト
------------------------------------------------
となり、マリアライトが消えると
残り3頭中で3歳馬はキタサンブラックだけです。

ちなみにこのデータは「たまたま芝2000mと芝2200mの重賞を勝った馬が好走しているのを見つけた」わけではなく、
有馬記念の特性をいろいろ分析していたら、どう考えても中距離特性が問われるレースとしか考えられないので
調べてみたら見つけたデータです。


私は馬体診断が全くできない男なので、当日のキタサンブラックの気配や調子はさっぱりわかりませんが
普通の状態なら限りなく2着以内に来る可能性が高いと考えています。







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No title

いつも記事を更新頂いてありがとうございます。

その中で、リアファルについてもご見解を記載頂きありがとうございます。

個人的に同馬は、Toshin様の過去記事を読み、結果、以下2点で評価出来るかと考えております。

①以前Toshin様が見解を示された「菊花賞トライアルを圧勝した馬は中距離適性の高い馬であることが多い(と思っている。)」との記事と、以下の記事で記載されている馬で、かつ同年有馬記念に進んだ馬が、イコピコを除き、すべて馬券圏内になっているところ
http://cozzene.blog73.fc2.com/blog-entry-1615.html

②中京2,000mのマレーシアCでの1着の実績があるところ(3歳の時期に古馬混合1,600万を勝つのは、3歳重賞勝ち並みの価値はあるかと)

キタサンブラックも有力かと考えておりますが、不安なところもあります。

①確かに同馬は菊花賞では上がり1位を記録していますが、それまでの「先行抜け出し」の客質過程を考えると、菊花賞で見せた上がりの質が、本物かどうかがいまいち読めない(リアファルの場合、芝3戦は分かりやすく、テンも上がりも4位以内で継続)

②騎手の急遽の乗り替わりと、G1勝利が通算1回の清水厩舎の仕上げ力と、非社台系の生産というバックグラウンド

Re: No title

もんさん


大変有意義なご指摘誠にありがとうございます。
確かにおっしゃる点で頷ける部分があります。


私は過去にもJCで勝つのは4歳!3択で間違え。という事を何度も犯している人間です。
再度、じっくり検討してみます。

こういう指摘は大歓迎です。
誠にありがとうございました。


後ほど、また改めて見解を書かせていただきます。

賭神さん、おはようございます。
ただいま中山へ向かってます。

◎ラブリーデイ
○リアファル
▲アドマイヤデウス
△キタサンブラック
△ゴールドシップ
△サウンズオブアース
△ヒットザターゲット
△ラストインパクト

この予想でいきたいと思います。点数多い病にかかってしまいました(笑)
ラブリーデイ一着固定で馬券は買う予定です。キタサンブラックは賭神さんの予想を参考にさせていただきました。

最後は当てたいですね。

Re: タイトルなし

serieさん


中山は混んでいるでしょうが
競馬を楽しんでくださいね。

プロフィール

Toshin

Author:Toshin
2017年2月以降の記事から月額の有料記事になりました。
それ以前の記事は殆ど無料でご覧になれます。



時々つぶやいてます。
https://twitter.com/HaretaraToshin

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