第16回チャンピオンズカップ(ノンコノユメ)【加筆有】

ノンコノユメは果たして通用するんでしょかね。

ノンコノユメの強さを図るには、やはり武蔵野Sを振り返る必要があると思います。
春にいくら強くてもそれは世代限定での話、ひと夏の成長も必要となります。

■勝ちタイムについて
1.34.7という勝ちタイムはかなり早くて、2003年以降34分台の決着になったレースは
稍重までなら6レース
不良迄含めると13レースしかありません。
その内G1レースが5レースあるので、G2以下で記録されたのは8レースという事になります。

また、翌日の1000万でも同じ1.34.7が記録されています。(重馬場)
個人的な馬場差計算ですと、恐らく0.12/Fくらい差があったと思いますので
1600mなら約1秒くらいのタイム差がある事になります。

それでも重賞と1000万では1秒では少し物足りないのですが、恐らくこの1000万のレースは非常にハイレベルだったと思われます。その理由は、日曜日のダート戦の中でも最もタイムが優秀です。
また、3着が1秒離されているんですがその3着馬が次走1000万を勝っています。

次に武蔵野Sで3着に入ったモーニンですが、その前走の1600万のレースラップが次の通りです。
チャンピオン11

かなりのハイペースで、終盤ラップが落ちてますが後2Fは平均より多少遅い程度でまとめています。
ちなみに勝ちタイムは2004年以降で2番目に速いタイムです。
※1位はエスポワールシチー

当然先行馬に不利なレースと判断されるのですが
このレースを先行して且つ上がり1位で1着なのでモーニンは強いです。

その馬が3着のレースなので、それなりのレベルはあったと判断しています。

もう1点、ノンコノユメの末脚についてですが、同レースに上がり2位で走ったベルゲンクライという馬がいます。
この馬はOP特別でもそこそこ活躍している馬で、割と安定した末脚を持ち、重賞でも上がり1位を記録した事があります。
ベルゲンクライがOPクラス以上のレースに出走した場合の上がり順位
◆脚質上り別集計
集計期間:2015. 2.28 ~ 2015.11.14
------------------------------------------------------
脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率
------------------------------------------------------
3F 1位 0- 1- 0- 1- 1- 0/ 3 0.0% 33.3% 33.3%
3F 2位 0- 0- 0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0% 0.0%
3F 3位 0- 1- 0- 0- 0- 0/ 1 0.0% 100.0% 100.0%
3F ~5位 0- 0- 1- 0- 0- 1/ 2 0.0% 0.0% 50.0%
3F 6位~ 0- 0- 0- 0- 0- 0/ 0
------------------------------------------------------

この馬が実はジュライSでサウンドトゥルーと一緒に走っています。
この時の-3F地点の位置取りと上り3Fのタイムが
サウンドトゥルー (逃げ馬から)1.3秒差 上がり37.2
ベルゲンクライ (逃げ馬から)0.7秒差 上がり38.4
となります。
0.5秒先行していたベルゲンクライが1.2秒遅い脚を使っています。

このベルゲンクライとノンコノユメを武蔵野Sで同様に見てみると
ノンコノユメ (逃げ馬から)1.3秒差 上がり35.2
ベルゲンクライ (逃げ馬から)1.1秒差 上がり36.3

0.2秒先行していたベルゲンクライが1.1秒遅い脚を使っています。

当然、同条件ではありませんし、事例も1件、調子も同等だったかはわかりませんが
武蔵野Sでほぼ似たような位置取りで1.1秒差の末脚を繰り出したノンコノユメの方が
サウンドトゥルーより上に思えます。

ベルゲンクライはアハルテケS(東京D1600m)で2着に入っているので、東京D1600mの適性が無いわけではありません。
斤量さもノンコは+2kgであり、サウンドトゥルーは同斤量です。
サウンドトゥルーのその後の成長を考慮しても末脚はノンコノユメの方が上に思えます。
展開とペース次第なところはありますが、サウンドトゥルーよりはノンコノユメを上に考えたいと思います。

ノンコノユメは1枠を引きました、最初は相手を見ながらポジション取りができる外枠が良いと思ったんですけど
実際の枠順別成績は
◆枠番別集計
集計期間:2014.11.23 ~ 2015.11.14
------------------------------------------------
枠番 着別度数 勝率 連対率 複勝率
------------------------------------------------
1枠 1- 0- 0- 0- 0- 0/ 1 100.0% 100.0% 100.0%
2枠 0- 0- 0- 0- 0- 0/ 0
3枠 0- 0- 0- 0- 0- 0/ 0
4枠 1- 1- 0- 0- 0- 0/ 2 50.0% 100.0% 100.0%
5枠 1- 0- 0- 0- 0- 0/ 1 100.0% 100.0% 100.0%
6枠 2- 0- 0- 0- 0- 0/ 2 100.0% 100.0% 100.0%
7枠 0- 0- 1- 0- 0- 0/ 1 0.0% 0.0% 100.0%
8枠 0- 0- 0- 0- 1- 0/ 1 0.0% 0.0% 0.0%
------------------------------------------------
開き直って、後方待機&大外ブン回しの方が良いのかもしれませんね。


【加 筆】

さて、中京D1800mが先行馬有利なコースという事は既に書いた通りです。
但し、世間一般で言われている内容は微妙に違というか、ずれている点もあります。

前にも何度かレースの格が上がると、上がりが速くなるのではなく、前半のペースが速くなることは申し上げた事をご記憶の方も多いと思います。
次の表はクラス別にラップと「前4F」「後4F」の平均タイム、及び1-3着馬の3角での位置取り平均値をまとめたものです。
チャンピオン12

表をご覧いただくとわかるのですが、クラスがOP以上になると前掲ラップになります。
また、3角の位置取りもG2の東海Sなら6.88で約7番目が平均値になります。
これは平均的1-3着馬の位置取りが中団に位置した馬という事になります。

恐らくいろんな競馬雑誌や予想サイトで使われている中京D1800mは全クラスを対象にしたデータが殆どでしょうから
下級条件のレースが多く、かなり先行馬有利のデータになってると思いますが

OP以上になってくると、前半も早くなり世間一般で言われているほど先行馬有利ではないと思われます。


次に、ノンコノユメ自身を昨年のカゼノコとイメージを重ねる方も多いようですが
あくまでもポジティブにノンコノユメを評価するなら、次の点が違うと思います。

カゼノコは同世代にハッピースプリントという同程度のライバルがいました。悪く言えば、世代で抜けた強さでは無かったという事になります。しかしノンコノユメはJDDで-0.5秒差の楽勝をしています。
同世代にライバルはいませんでした。それ程強さが抜けていいました。
もっと恐ろしいのは、
青竜S -0.1秒差
 ↓
ユニコーンS -0.4秒差
 ↓
JDD -0.5秒差
と、レースの格が上がり対戦相手が強くなるほど着差を広げていった事です。
そう考えると凄くないですかね?
ここに成長力が伺えます。

馬格がある方が圧倒的に有利なダートで450kg台で58kgを背負って、休み明けで勝ったのはある意味常識外の馬と言えます。
1990年以降のダート重賞で57kg以上を背負い、460kg以下の馬体重で勝った馬は
ノンコノユメ
ワイルドワンダー ☆
メイショウトウコン ★
タイムパラドックス ★
アドマイヤドン ★
アグネスデジタル ★
ノボトゥルー ★
ウイングアロー ★
エムアイブラン ★

★ 中央G1 連対経験馬
☆ 地方G1 連対経験馬

ある意味、これからの馬と肩を並べたのかもしれませんね。

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No title

お疲れ様です。
ノンコですが、枠順からの騎乗見解は同じですね。
ルメールはテン乗りではないので、過去の競馬を見ても腹を括って乗ってくれるとは思いますけども。
個人的には馬ごみには入れたくないなぁという思いです。

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このコメントは管理人のみ閲覧できます

Re: No title

mussyuさん


コメントありがとうございます。
陣営のコメントを見ても馬群に突っ込むことは考えてなさそうです。
いい意味でチャレンジャーと割り切って、腹をくくった乗り方をしそうなイメージがあります。

香港の馬不気味ですね。近年、参戦無かったし、余計に…(汗)

Re: タイトルなし

虎絆さん

外国馬はさっぱりわからないですね。

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