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第22回チューリップ賞(レースレベル)

週末ちょっと天気回復気味でしょうか。
チューリップ賞の過去を紐解くと、この馬がどうして好走したの?というケースがあります。
例えば
09年 2着サクラミモザ
09年 3着ルージュバンブー
08年 1着エアパスカル
などです。

ラップや過去の傾向からは好走の予測しにくい馬なのですが
好走の原因の一つにレースレベル(出走馬のレベル)があったのではないかと思い調べてみました。
以下の表は出走馬の前走成績をまとめたものです。
チューリップ03

出走馬の前走成績を、
Aランク G1 5着以上or重賞3着以上
Bランク OP特別2着以内or500万1着orG1 6着以下
Cランク それ以外
の3ランクに分けて、出走数とチューリップ賞での成績(黄色1着、青2着、緑3着)に分けました。

サンプルは少ないですが、見えてくる傾向を少し述べると
○阪神JFの3着以内馬の成績は良い。
○Cランクの馬が馬券になったのは11年くらいまでで、最近は無い。
 (桜花賞と直結するようになり、出走馬のレベルが上がったためか?)
 (Aランクの頭数はあまり変わらないが、Bランクのレベルは年々上昇?)
○新馬+未勝利が6頭以上を超えると馬券になる
 (レースレベルが下がるためか?)
○前走G3で4着以下だった馬は基本的に馬券にならない
○OP特別で3着以下も1頭/18頭しか馬券になっていない
 (1着とは0.7秒差)

基本的には重賞好走馬と前走1着の上り馬の図式になっており
重賞で4着以下やOP特別で3着以下の底を見せたようなタイプは好走できません。

Cランクが馬券になっていた2007年~2011年を振り返ると
 2007年 ウオッカとダスカの2強で3着は1.0秒差
 2008年 全体的に低レベルの年
 2009年 ブエナビスタの1強(単勝1.1.倍)
 2010年 アパパネの1強(単勝2.2倍)
 2011年 レーヴディソールの1強(単勝1.1倍)
2008年を除き、強い馬にBクラスの有力馬が権利取りが難しいと感じて別のレースを選択したという事はないだろうか。
それでレースレベルが低くなり、Cランクの馬が好走しやすい下地ができたような気がします。

2014年もハープスター1強だったのですが、4着に前走未勝利馬が入ってます。


その意味において今年は
ティーエスクライ
アスカビレン
ウインアキレア
あたりの好走は厳しいのかなと思います。


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先日アーリントンCの有料記事をお買いいただいた方は
記事の一番下に上記データの2003年以降分を掲載しましたので
参考にしてください。
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