第61回ラジオNIKKEI賞~回顧~
最近全く予想が当たらないので、恐らく私自身の予想に何か欠けているものがあるのであろう。
それをはっきりさせないと、今後も運任せの予想になる。
しばらくは、レース回顧に力を入れて
どう予想すれば的中したのかを探っていくことで
自分の予想力の向上を図りたい。
それをはっきりさせないと、今後も運任せの予想になる。
しばらくは、レース回顧に力を入れて
どう予想すれば的中したのかを探っていくことで
自分の予想力の向上を図りたい。
まず、今年の第61回ラジオNIKKEI賞がどんなペースのレースであったのか

ラップのグラフを見てもらえばわかる通り、スローの瞬発力戦である。
私の予想は逃げ馬は2頭いるし、福島の1800mだから
持続力を問われるレースになるのではないか
という予想が出発点であり、まずこの時点で違う。
持続力戦と予想すると
1着ファイナルフォーム
2着ヤマニンファラオ
の2頭は予想に挙がってこないので、この時点で馬券は外れているのである。
※3着のオペラダンシングは力のいる馬場だったのが好走の原因であろう。
つまり、今年のラジオNIKKEI賞はスローになりそうであると予想できないと
私の予想法では馬券は的中できなかったのである。
では、どのような予想ステップを踏めばスローと予想できたのであろうか。
まず、逃げ馬候補は2頭
メイショウカドマツ
ビービージャパン
どちらかと言えばより純粋な逃げ馬に近いのはメイショウカドマツであろうか。
では、メイショウカドマツがどんなタイプの逃げ馬かを調べてみる。
まず前走の京都新聞杯のラップを平均値と比較してみる。

その結果平均ペースより早いラップで逃げている。
但し騎手が武騎手であり、今回は藤岡騎手であった。
では藤岡騎手が騎乗した場合はどんな逃げをしているかを調べてみると
皐月賞(稍重) 前5F:59.1
弥生賞(稍重) 前5F:63.1
同じ中山の2000mだが、全く異なるペースで逃げている。
ここで某有名騎手の言葉を思い出す。
「レースのペースを作るのは逃げ馬ではなく、2番手の馬だ。」
一部の強い馬や気性的な問題を抱えている馬等で、どんなレースだろうが
自分のペースで逃げる馬がいるが、基本的には2番手の馬が逃げ馬にどんな干渉をするかで
レースのペースが決まるような気もする。
ここでメイショウカドマツは2番手の馬次第で、逃げるペースを変えるタイプの逃げ馬だと仮定する。
となると、2番手の馬を調べる必要がある。
真っ先に考えられるのはビービージャパンである。
この馬の前走白百合Sはどんなレースであったのか。
良馬場のサンプルが2010年のワイルドラズベリーが勝った年しかないので
1000万条件と1600万条件の平均ラップと比較する

見てもらえばわかるが、1000万と1600万とも比較してもスローの瞬発力戦である。
※ちなみに1000万との比較では瞬発力戦としてはレベルの高いレース。
ビービージャパンの他のレースを見ても
青葉賞 前5F:60.9
スプリングS 前5F:62.1
ネモフィラ賞 前5F:62.7
と何れもスローペースのレースである。
結果的にこのレースでは8番手を進んだが、もし2番手を進んだとしても
逃げ馬のメイショウカドマツには、あまり干渉しないでスローペースになったのではないだろうか。
また、実際に2番手を進んだのはヤマニンファラオだが、この馬の前走も白百合Sで
スローペースであり
そう考えると、今年のラジオNIKKEIはスローになると予想すべきだったのではないだろうか。
まあ、結果論では何とでも言えるので
今後の予想に今回のペース読みアプローチも生かして行ってみたい。
まあ、後付け理論になるがこのスローの瞬発力戦で差して上り33.1で1着になった
マウントシャスタは宝塚記念でもう少し評価すべき馬であったかもしれない。
以上、ラジオIKKEI賞の回顧である。

ラップのグラフを見てもらえばわかる通り、スローの瞬発力戦である。
私の予想は逃げ馬は2頭いるし、福島の1800mだから
持続力を問われるレースになるのではないか
という予想が出発点であり、まずこの時点で違う。
持続力戦と予想すると
1着ファイナルフォーム
2着ヤマニンファラオ
の2頭は予想に挙がってこないので、この時点で馬券は外れているのである。
※3着のオペラダンシングは力のいる馬場だったのが好走の原因であろう。
つまり、今年のラジオNIKKEI賞はスローになりそうであると予想できないと
私の予想法では馬券は的中できなかったのである。
では、どのような予想ステップを踏めばスローと予想できたのであろうか。
まず、逃げ馬候補は2頭
メイショウカドマツ
ビービージャパン
どちらかと言えばより純粋な逃げ馬に近いのはメイショウカドマツであろうか。
では、メイショウカドマツがどんなタイプの逃げ馬かを調べてみる。
まず前走の京都新聞杯のラップを平均値と比較してみる。

その結果平均ペースより早いラップで逃げている。
但し騎手が武騎手であり、今回は藤岡騎手であった。
では藤岡騎手が騎乗した場合はどんな逃げをしているかを調べてみると
皐月賞(稍重) 前5F:59.1
弥生賞(稍重) 前5F:63.1
同じ中山の2000mだが、全く異なるペースで逃げている。
ここで某有名騎手の言葉を思い出す。
「レースのペースを作るのは逃げ馬ではなく、2番手の馬だ。」
一部の強い馬や気性的な問題を抱えている馬等で、どんなレースだろうが
自分のペースで逃げる馬がいるが、基本的には2番手の馬が逃げ馬にどんな干渉をするかで
レースのペースが決まるような気もする。
ここでメイショウカドマツは2番手の馬次第で、逃げるペースを変えるタイプの逃げ馬だと仮定する。
となると、2番手の馬を調べる必要がある。
真っ先に考えられるのはビービージャパンである。
この馬の前走白百合Sはどんなレースであったのか。
良馬場のサンプルが2010年のワイルドラズベリーが勝った年しかないので
1000万条件と1600万条件の平均ラップと比較する

見てもらえばわかるが、1000万と1600万とも比較してもスローの瞬発力戦である。
※ちなみに1000万との比較では瞬発力戦としてはレベルの高いレース。
ビービージャパンの他のレースを見ても
青葉賞 前5F:60.9
スプリングS 前5F:62.1
ネモフィラ賞 前5F:62.7
と何れもスローペースのレースである。
結果的にこのレースでは8番手を進んだが、もし2番手を進んだとしても
逃げ馬のメイショウカドマツには、あまり干渉しないでスローペースになったのではないだろうか。
また、実際に2番手を進んだのはヤマニンファラオだが、この馬の前走も白百合Sで
スローペースであり
そう考えると、今年のラジオNIKKEIはスローになると予想すべきだったのではないだろうか。
まあ、結果論では何とでも言えるので
今後の予想に今回のペース読みアプローチも生かして行ってみたい。
まあ、後付け理論になるがこのスローの瞬発力戦で差して上り33.1で1着になった
マウントシャスタは宝塚記念でもう少し評価すべき馬であったかもしれない。
以上、ラジオIKKEI賞の回顧である。
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まとめtyaiました【第61回ラジオNIKKEI賞~回顧~】
最近全く予想が当たらないので、恐らく私自身の予想に何か欠けているものがあるのであろう。 それをはっきりさせないと、今後も運任せの予想になる。 しばらくは、レース回顧に力を