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第17回NHKマイルカップ~その③~

出走を決めたハナズゴールはどの程度仕上がっているのか状態が気になりますね。

さて、もう少しNHKマイルCの予想を行う。
2004年以降のNHKマイルCのラップは以下の通り。(前3Fが速い順)

2012NHKマイルC04



先日の日記でも述べたが、NHKマイルCは年によって瞬発力が問われる年と
持続力がより問われる年に分かれる。
後3Fに11秒台が入っている2011年、2008年、2005年、2004年が瞬発力が問われた年だと思っている。

ではこの瞬発力が問われた4年の1-3着馬が、それまでどのコースでどんな成績を収めていたのか
を調べたデータが以下の通り。(新馬戦・未勝利戦除く)

◆コース別集計
本レースより前の全レース
集計期間:2003. 8. 9 ~ 2011. 4. 9
ソート:着別度数順
----------------------------------------------------------
コース 着別度数 勝率 連対率 複勝率
----------------------------------------------------------
阪神・芝1400 3- 2- 0- 0- 0- 0/ 5 60.0% 100.0% 100.0%
中山・芝1600 2- 2- 0- 0- 0- 1/ 5 40.0% 80.0% 80.0%
東京・芝1400 2- 1- 0- 0- 0- 0/ 3 66.7% 100.0% 100.0%
小倉・芝1200 2- 1- 0- 0- 0- 0/ 3 66.7% 100.0% 100.0%
阪神・芝2000 2- 0- 1- 0- 0- 0/ 3 66.7% 66.7% 100.0%
阪神・芝1800外 1- 1- 0- 1- 0- 0/ 3 33.3% 66.7% 66.7%
阪神・芝1600 1- 0- 2- 0- 1- 0/ 4 25.0% 25.0% 75.0%
中山・芝1200 1- 0- 1- 0- 0- 0/ 2 50.0% 50.0% 100.0%
京都・芝1400外 1- 0- 1- 0- 0- 0/ 2 50.0% 50.0% 100.0%
京都・芝1600外 1- 0- 0- 0- 0- 2/ 3 33.3% 33.3% 33.3%
中京・芝1200 1- 0- 0- 0- 0- 0/ 1 100.0% 100.0% 100.0%
阪神・芝2200 1- 0- 0- 0- 0- 0/ 1 100.0% 100.0% 100.0%
京都・芝2000 1- 0- 0- 0- 0- 0/ 1 100.0% 100.0% 100.0%
京都・芝1200 1- 0- 0- 0- 0- 0/ 1 100.0% 100.0% 100.0%
中山・芝2000 0- 3- 2- 1- 0- 1/ 7 0.0% 42.9% 71.4%
東京・芝1600 0- 2- 0- 0- 0- 0/ 2 0.0% 100.0% 100.0%
阪神・芝1600外 0- 0- 3- 0- 0- 1/ 4 0.0% 0.0% 75.0%
京都・芝1600 0- 0- 2- 0- 0- 0/ 2 0.0% 0.0% 100.0%
----------------------------------------------------------

ぱっとみ阪神1400mや中山1600m等の持続力コースでの好成績が目立つようにも見えるが
詳しく見てみると実は違うことがわかるのだが、ここでは詳しくは述べない。

但し、中山1600mについて少し触れてみる。
----------------------------------------------------------
コース 着別度数 勝率 連対率 複勝率
----------------------------------------------------------
中山・芝1600 2- 2- 0- 0- 0- 1/ 5 40.0% 80.0% 80.0%

この中山1600mで4連対しているレースは全て朝日杯(G1)である。
逆に着外に負けている1頭はNZTの馬である。
(つまり、瞬発力戦の年は朝日杯で2着以内の馬がNHKMCで3着以内に入り、NZTで6着以下に負けた馬がNHKMCで3着以内に入っているということ)


同じ中山1600m戦なのに、どうしてこうしたが差が出るのであろうか。

その違いを明らかにするために、「朝日杯」「NZT」「カレンブラックが勝ったNZT」のラップを比較してみた。

2012NHKマイルC05

朝日杯とNZTのラップの違いは地目瞭然で、朝日杯の方が後半大きく右肩下がりの加速ラップが入っているのに
対して、NZTは右肩上がりの持続力戦になっている。

これで朝日杯で好走した馬がそのままNHKMCでそのまま好走し、NZTの持続力戦で能力を発揮できなかった
瞬発型の馬がNHKMCで復活したというロジックが成り立つ。

そして今年のNZTであるがやはり右肩上がりの持続型ラップである。
但し、最後の1Fで加速が入りカレンブラックヒルには余力があった事もわかる。


では、この余力が果たしてNHKMCでカレンブラックヒルが好走できることにつながるのだろうか。
確かに全力を出し切っていないのでNHKMCで好走する可能性はあるがそれは不確実なものである。

では過去にNZTで2着を千切って、持続型ラップを最後加速させた馬がいないかどうかを調べてみたら
1頭だけいた。

2009. 4.11 サンカルロ 12.5-10.8-11.6-11.3-12.2-11.7-11.9-11.8

この年、サンカルロは2着をー0.3秒千切っている。
最後の1Fも0.1秒だが加速ラップを刻んでいる。
果たしてこのサンカルロのNHKMCでの成績は8着入線(18着降着)である。

ではこの年のNHKMCがレベルが低かったのかというと、実はNZTで3着だったジョーカプチーノが
1着で勝っている。決してNZTのレベルが低かったわけではない。

一方サンカルロ阪神1400m(持続力が要求されるコース)のスペシャリストとして大活躍している。

こうして考えていくと、持続型ラップのレースで強いレース内容を示したとしても
それは除続型レースでの強さを示すのであり、瞬発力戦で通用するかどうかは未知数と考えるのが素直な気がする。

その意味において1番人気確実のカレンブラックヒルはせいぜい紐の扱いしかできないと個人的には思っている。
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