第51回農林水産省賞典函館記念(芝1800mとの違い)
これも確かな筋からの伝聞なのですが
2005年に愛知万博というものが開催されました。
その会場の中にグローバル・ループと呼ばれる回廊があったのを覚えている方もいるかと思います。
会場の中を移動する際のメイン通路と呼んでもいいものです。
半年間の開催なので夏の暑い時期対策に、休憩用のベンチと日陰を作るための庇(ひさし)が作られることになりました。
その庇の設計を担当した人間の話です。
彼は鳥のくちばしのように先のとんがった細長い屋根をデザインしました。
万博の実行委員会は暑さ対策の避暑も兼ねるので、もっと広くしてほしいと要望を出したのですが
その設計をした人間は「業界人もたくさん見に来るこの会場で、そんなカッコ悪いデザインのものは設置できない。」
と言ったそうです。
お金をもらってデザインしているのに、利用者の利便性も関係なく、見栄えの良くないものは自分の評判が落ちるから絶対に譲れないと強硬に反対したそうです。
結果、その鳥のくちばしのように先のとんがった庇が設置されました。
1か所ではないですよ、たくさんの箇所です。
そして迎えた夏、全く日陰のできないその庇は来場者からの大クレームにより、その庇の上からまた新しい幅広の機能的な屋根を取りつけました。
つまり、2重に屋根を取り付けたんです。
全くバカバカしい話です。
有名設計事務所のデザインを担当する人間の愚かな考え方がわかるエピソードです。
2005年に愛知万博というものが開催されました。
その会場の中にグローバル・ループと呼ばれる回廊があったのを覚えている方もいるかと思います。
会場の中を移動する際のメイン通路と呼んでもいいものです。
半年間の開催なので夏の暑い時期対策に、休憩用のベンチと日陰を作るための庇(ひさし)が作られることになりました。
その庇の設計を担当した人間の話です。
彼は鳥のくちばしのように先のとんがった細長い屋根をデザインしました。
万博の実行委員会は暑さ対策の避暑も兼ねるので、もっと広くしてほしいと要望を出したのですが
その設計をした人間は「業界人もたくさん見に来るこの会場で、そんなカッコ悪いデザインのものは設置できない。」
と言ったそうです。
お金をもらってデザインしているのに、利用者の利便性も関係なく、見栄えの良くないものは自分の評判が落ちるから絶対に譲れないと強硬に反対したそうです。
結果、その鳥のくちばしのように先のとんがった庇が設置されました。
1か所ではないですよ、たくさんの箇所です。
そして迎えた夏、全く日陰のできないその庇は来場者からの大クレームにより、その庇の上からまた新しい幅広の機能的な屋根を取りつけました。
つまり、2重に屋根を取り付けたんです。
全くバカバカしい話です。
有名設計事務所のデザインを担当する人間の愚かな考え方がわかるエピソードです。