第78回優駿牝馬 (新しい試み)


特定のレースでどの馬が一番強いレースをしたのかを探る
新しい分析法を研究中です。


今月は月末に向けて益々忙しくなるので、オークスの分析記事はこれだけにします。



その内容は、上り順位と4角位置取り
これだけ聞けば別に目新しく感じないと思いますが
それをグラフ化して視覚的に見えるようにしました。

過去の桜花賞を見ていきます。
<2016年>
オークス01

青いグラフは、該当レースでの上り順位です。
低いほど速い上り順位ということです。
オレンジのグラフは4角の位置取りです。
つまり、2016年の桜花賞は1着の馬が4角17番手で上り1位で1着だったとなります。

赤い線は青いグラフの大まかな流れを表しています。
この年は右肩上がりの一直線ぽい結果になっています。
先に申し上げると、この赤い線がこのパターンになるとオークスの結果と直結します。
速い上りを使える馬が順調に上位に来たまぎれの少ない年だっと思われます。

赤丸の白抜き数字はオークスでの着順です。
昨年は2着の馬がオークスで1着だったことを示しています。
※1着馬は不出走

さて、グラフの具体的な読み方なのですが
まず、2着馬が1着馬より位置取りは前で1着馬とさほど変わらない速い上りを記録しています。
このレースでは2着馬の方が強いレースをしていたようにも見えます。
3着馬は位置取りも後ろで上りも遅いので、2着馬より明らかに劣ることがわかります。

<2015年>
オークス02

2015年はかなり凹凸がありますが、大まかには赤い線のV字型であることがわかります。
ぱっと見は1着の馬が、位置取りも前で上りも速いので最も強い競馬をしたように思えます。
しかしこの年は超スローでしたので、割と後方の位置から速い上りで2着に入った馬も評価できることがわかります。
結果この2着馬がオークスでも3着に入りました。

<2014年>
オークス03

この年も2016年と同じ右肩上がりの赤い線になっています。
このパターンは比較的上位がそのままオークスでも好走します。
※以後も何度もこのパターンが出現します。

1着馬がオークスで2着、3着馬がオークスで1着で、2着馬はダービーに挑戦して惨敗でした。
もうお分かりだと思いますがハープスターの勝った年です。
3着だったヌーヴォレコルトがオークスで着着順を逆転させましたが
グラフを見ても、位置取りと上り順位の関係から3着馬の方が優秀に見えませんかね?

<2013年>
オークス04
この年も大まかには右肩上がりです。
なので、着順がそのままオークスの着順になりやすいことは既に述べたとおりです。
オークス最先着は1着馬のアユサンが4着でした。

<2012年>オークス05
この年はV字型です。
V字型ということは前残りの展開だったということです。
この年の1着馬ジェンティルドンナは、桜花賞で0.1秒差だったのが、オークスで0.8秒差までちぎって勝ちました。
これはこういう風に考えられないでしょうか。
前残りの展開で1着のジェンティルドンナだけ、別格の脚で差して勝ってます。
これが展開の紛れがなければ、オークスでちぎって勝つのも無理はないと。

2着と3着の馬も、4着の馬の位置取りと上り順位との比較を行うならば、4着より明らかに強く見えます。
2着馬→オークス2着
3着馬→オークス4着

<2011年>オークス06

この年も右肩上がりの波形です。
結果、
1着馬→オークス4着
2着馬→オークス3着
です。
※3着馬はそのまま引退

どうでしょうか。
なんとなくグラフで視覚化した方が、能力をつかみやすくないでしょうか。

例えば、今年の桜花賞はレーヌミノルが勝ち
NHKMCはアエロリットが勝ちました。

その意味でも今年のクイーンCはかなりハイレベルだったと考えられないでしょうか。
そのクイーンCも視覚化すると
オークス07

1着馬 4角6番手 上り1位
2着馬 4角3番手 上り2位
文字で書くとわかりにくいですが、グラフ化すると2着の馬の方が能力が高そうに見えないでしょうかね。
2着馬はNHKMCを勝ったアエロリットです。

3着馬 4角6番手 上り4位
4着馬 4角1番手 上り6位
どっちが強そうに見えますかね。
グラフ化すると4着の馬の方が強く見えませんか?
4着馬はレーヌミノル(桜花賞馬)です。

レーヌミノルはもう一つ、フィリーズRを見てみると
オークス08

1着馬 4角14番手 上り1位タイ
2着馬 4角8番手 上り3位

これもグラフで見ると、2着馬の方が強く見えませんかね。
※上り3Fは34.4と35.0で差があります。
右肩が上りなので割と実力馬が上位に来やすいパターンということを考えると
上り3Fのタイム差も位置取りの差かなと思われます。
※後方にいたカラクレナイが展開的に不利だったとは考えにくい。

こうしてみると桜花賞のレーヌミノルの好走は決してフロックではない気がします。
一連の3歳重賞で強い競馬をしていたことが伺えます。


さて、今年の桜花賞ですが
<2017年>
オークス09

黄金の右肩上がりパターンだったら予想が楽だったのですが
V字型です。
少し前有利のレースだったと思われます。

3着以内の中では最も後ろから差してきたリスグラシュー
あと、上り2位で4-5着のカラクレナイ、アエロリットあたりが強い競馬をしたように思えます。

今年の桜花賞で1頭だけ、これだ!というような馬はいません。


しかし、もっと注目すべきレースがあります。
<2017年フローラS>オークス10
このレースもV字型です。
しかもかなり右寄りのV字型です。
これは前が楽をしたと推測されます。

この展開で1着の馬をご覧ください。
1頭だけ抜けている気がします。
1着馬はモズカッチャンです。
ジェンティルドンナの桜花賞のようです。

おそらく私の今年のオークス本命馬はモズカッチャンになります。



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No title

こんにちは。

今回も面白い考察ですね

前走フローラS組ですが
時計が早い時はオークスで馬券に絡む
時計が遅い時はオークスで馬券に絡まない
傾向があるように思えるのですが・・・

Re: No title

ニノマエさん


ご意見ありがとうございます。
そういえなくもない気もしますが、例外もたくさんあって
ちょっと断言するには厳しい気がします。
それなら
タイムが速い→4着差の大きいレース
タイム遅い→上りの速い馬
がオークスで好走しやすいと考えた方がまだ合致すると思います。

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Toshin

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